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ラグビー コラム 2020年11月28日

最後のきっぷは東海大相模、花園出場の63校が決まる。ラグビー全国高校大会

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ステップが武器の東海大相模WTB樋川

後半、風上に立った東海大相模がキックを主体に攻め込む。12分、相手のラックを乗り越えてターンオーバーに成功。CTB吉田が右隅にグラバーキックを蹴り、そのボールをWTB樋川蔵人(3年)が押さえてトライ。東海大相模が19-10とリードを広げた。

まだ残り時間は20分あまり、風下のため自陣から強力なFW(フォワード)を中心にボールを継続してくる久我山に対して、東海大相模は連続してペナルティを重ねてしまい、自陣ゴール前で守る時間帯が続く。

それでも東海大相模は持ち前のディフェンス力を発揮し、ロスタイムのトライ1本に抑えて、そのまま19-17でノーサイド。東海大相模が、5大会連続9回目の花園出場を決めた。

花園出場を決めた三木雄介監督は「ただただ嬉しい。子どもたちが一生懸命やってくれた成果なので誇りに思います。勝てて良かった。初めから厳しい試合になるとは予想していたが、久我山さんの力強いアタックを受けてしまった」。

「(花園に向けて)課題は山積みです。スクラムの部分や反則の多さがありましたので、そういった部分をバージョンアップできるように、この1ヶ月鍛え直し全国の舞台で暴れたい」と話した。

神奈川県予選の決勝は惜敗したものの、ブロック予選で花園行きの切符を手にした東海大相模。ただ、ノーサイド直後、フィフティーンは誰ひとりとして喜びを露わにしなかった。

キャプテンCTB吉田は「この点数では満足していない。花園出場を決めたことは嬉しいが、もっと高い目標がある。(風上の)後半、点数を伸ばせなかった。(花園までは)同じミスやペナルティを重ねたので、試合中の修正力や決定力を鍛えたい」と話した。

また、花園での目標を聞かれ、キャプテンのCTB吉田は「(目標は)優勝です。必ず、(桐蔭学園に)花園でリベンジしようと言い合ってきました。花園でリベンジして優勝を狙いたい」と意気込んだ。

東海大相模が出場権を得たことで、今年度の花園、全63校の出場が決まった。12月5日にとオンラインで抽選会が行われる。花園は12月27日に開幕し、来年1月9日に決勝が行われる予定だ。

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