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ラグビー 関東大学対抗戦2020
【ハイライト】早稲田大学 vs. 筑波大学
後半は2トライずつ取り合い、終わって見れば早稲田大学が50-22と快勝した。筑波大学の嶋崎達哉監督は、「シンビンの問題ではなく、前半の中盤から(接点を中心)受けてしまったのが、すべての問題かなと思いました。なぜこうなってしまったか、選手と一緒に考えてチームを作り直したい」と話した。
早稲田大学の相良南海夫監督は「筑波大学は粘り強いディフェンス、ブレイクダウン、バックスの展開力があり警戒していた。その圧力に屈せず、選手たちは積極的に仕掛けて勝利できてよかった」とフィフティーンを称えた。
SOでいいプレーを見せた河瀬
また、大学に入って初めて、本来のFB(フルバック)ではなく、SO(スタンドオフ)としてプレーした河瀬諒介(3年)は「今週のテーマは『一人一殺』で、1週間、準備してきて試合通してできていた部分もあった」。
「ただ、後半になるとミスが多くなってしまった。その部分は課題として次の試合にむけて準備していきたい」と11月23日(月・祝)の早慶戦を見据えた。
11月8日(日)、東京・上柚木陸上競技場でも2試合が行われた。1試合目は3勝1敗の慶應義塾大学が、青山学院大学と対戦した。前半は慶應義塾大学のHO原田衛(3年)がモールからの2トライを含むハットトリックで、17-0とリードする。
キャプテンLO(ロック)相部開哉(4年)が、「前半、かなり受けてしまったが、後半は自分たちの低いタックルや、寄りなどジェネラルプレーの差が出たのかな」と振り返ったように、後半は慶應義塾大学がペースをつかみ、9トライの猛攻を見せて78-0で快勝。MOMは4トライを挙げた慶應義塾大学のHO原田が選出された。
相部キャプテンは11月23日(月・祝)の早慶戦に向けて「特に相手が早稲田だからといって意識することなく、明治大学戦のようにディフェンスを生かして、ひたむきにプレーして勝ちたい」と力強く語った。
2試合目は3勝1敗の帝京大学と立教大学が対戦した。試合開始直後、立教大学にモールから先制トライを許したが、その後は帝京大学が前半から攻守に渡って圧倒。結局、帝京大学が前半6トライ、後半10トライの計16トライを挙げて106-7で快勝、MOMにはハットトリックを達成したWTB尾崎泰雅(4年)が選出された。
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