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ラグビー コラム 2020年9月14日

【ハイライト動画あり】レッズが死闘を制し決勝進出 トンガの雷神トゥポウ、驚異の加速でトライ演出

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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勝敗を決定づけるトライが生まれたのは、20-13の7点差で迎えた後半34分だった。スクラムでレベルズの反則を誘ったレッズは、PKからのタッチキックでレベルズ陣に入り、中盤のラインアウトから攻める。パイサミを縦に走らせてできたラックからの攻撃で、交代出場のCTBブライス・ヘガティーのパスに走り込んだのは、PRタニエラ・トゥポウだった。先発でスクラムを組み、攻守に走り回っていながら、FBがライン参加するようなスピードで抜け出すと、タックラーを引き付け、ダウングヌへ正確なパス。25-13と突き放すトライを演出した。その底知れぬスタミナと運動能力の高さには毎度驚かされる。別名「トンガの雷神」が、超人的な活躍でレッズを決勝戦へ導いた。

レッズはペタイアに続いて、CTBハミッシュ・スチュワートも負傷退場したが他の選手が穴を埋めた。一方のレベルズは、キャプテンのハイレットペティに続いて、大黒柱のSOマット・トゥムーアも右足の付け根を痛めて退場するなど、チームを操るプレーメイカーを2人欠いて攻守にほころびが出た。コロナ禍でホームに帰れず、ホテル暮らしで戦い続けた疲れもあったかもしれない。それでも最後まで戦い続ける姿勢に多くのラグビーファンが感謝の念を抱いたはずだ。決勝進出を決めたレッズは、9月19日、キャンベラに乗り込み、レギュラーシーズン1位のブランビーズに挑む。

スーパーラグビー2020 オーストラリア

【ハイライト】準決勝 レッズ vs. レベルズ

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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