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ニュージーランドの「アオテアロア」が終了して、寂しい思いをしているファンの皆さんは多いだろう。しかし、オーストラリアの「スーパーラグビーAU」は、9月19日のファイナルまでまだまだ世界中のファンを楽しませてくれる。特に激しい肉弾戦はアオテアロア以上。思わず声が出るボールの奪い合いも面白い。
スーパーラグビーAUは、第7節を終えて、4勝1敗勝ち点18のブランビーズが首位に立つ。これを追うのが3勝1分け2敗のレッズ(勝ち点16)。3位ワラターズ(勝ち点15)、4位レベルズ(勝ち点14)とここまでは大混戦。いまが勝ち星のないウェスタン・フォースが最下位だが上位を苦しめる試合はしている。第8節のこの試合は、本来であればフォースの本拠地パースで行われるはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大の移動制限により、クインズランド州ゴールドコーストのシーバス・スーパー・スタジアムで開催される。
【フォース】スターティングメンバー
フォースは前節この会場でワラターズと戦った。8-28と敗れたが、CTBリチャード・カフイが地面を這う絶妙のキックでNO8ブレイナード・スタンダーを走らせ一矢報いるトライをあげた。そのメンバーから今回は先発で2名の変更。クインズランド生まれのHOアンドリュー・レディが最近の好調を買われて先発し、右LOには200cm、117kgのオリー・アトキンスが入る。前節右LOだったファーガス・リー・ウォーナー(194cm、112kg)はFW第三列へ移動。元ニュージーランド代表のLOジェレミー・スラッシュ(198cm、118kg)と3人のジャンパーで、レッズの弱点であるラインアウトを制圧したい。前節は鼻の怪我で欠場していたオーストラリア代表SHニック・フリスビーが戻ってきてリザーブ入りしたのは好材料だ。
【レッズ】スターティングメンバー
対するレッズは、前節、レベルズを19-3で下した。PGで先制されながら、相手ゴール前で自慢のスクラムを押し込み、最後はWTBジョーダン・ぺタイヤが逆転のトライ。前半27分には、FBジョック・キャンベルのカウンターアタックでチャンスを作り、抜群の突破力を誇るWTBフィリポ・ダウングヌのオフロードパスを受けたHOブレンダン・パエンガ=アモサがトライして突き放した。オーストラリア代表PRタニエラ・トゥポウ(175cm、128kg)がレベルズの巨漢PRヴァアウリ・ファアマウシリ(196cm、130kg)を強烈なタックルでタッチライン外に押し出すという見せ場も作っている。
レベルズ戦からは先発で1名のみの変更。CTBハンター・パイサミが膝の怪我のため、ジョシュ・フルークが先発する。フルークは昨年のオーストラリア高校代表のキャプテンで堅実派の選手だ。リザーブ入りしたSHモーゼス・ソロヴィは昨季のスーパーラグビーで活躍したが、AUは初選出。交代出場でどんなスピーディーなプレーを見せてくれるか楽しみだ。レッズのブラッド・ソーンヘッドコーチは、相手が最下位だからといって手綱は緩めていない。「フォースはハングリーだし、経験豊富な選手が多い。タフな戦いになる」。
両チームは、第3節(7月17日)、ブリスベンのサンコープスタジアムで対戦。31-24でレッズが勝ったが、後半の逆転勝利だった。首位ブランビーズは翌日、ワラターズと対戦する。レッズが暫定首位に躍り出るのか、フォースが待ったをかけるのか。フォースの12番を背負うカフイは、東芝ブレイブルーパスの中心選手でもある。フォースのBKラインを引っ張る頼もしい姿にもご注目を。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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