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ラグビー コラム 2020年3月16日

【ハイライト動画あり】サンウルブズ、王者・クルセイダーズに力負け。スーパーラグビー中断で遠征から帰国へ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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スーパーラグビー2020 第7節

【ハイライト】ヒトコム サンウルブズ vs. クルセイダーズ

5連敗となってしまったサンウルブズの大久保HCは「クルセイダーズが、なぜスーパーラグビーのチャンピオンなのかという理由が、今日の試合でわかったと思います。

彼らは後半、13対15になった時でも、自分たちがどうディフェンスするべきかしっかり理解していました。

逆に我々は、そういった場面で曖昧な部分がゲームにそのまま出てしまったと思います。クルセイダーズは何をここでやらなければいけないかが明確でした。学ばなければいけません」とクルセイダーズの強さを振り返った。

続いて「前半のようにハイテンポのアタックを少なくとも、50~60分継続しなければ勝負できません。

スクラムにしても、ラインアウトにしても、バックスのコンビネーションにしても、小さな違いが結果を大きく変えてしまうことに繋がることを、ここまでの試合で何度も見てきました。精度を上げることはまだまだ改善できると思います」と話した。

共同キャプテンのひとりCTB森谷は、「チームとして動けていた時はやはりいいプレーができます。

しかし、そういったプレーが途切れてしまうのは、コネクションが足りない部分もありますが、自然とコミュニケーションをとって集中している時は、前半のように戦うことができるチームにはなっていると思います。

獲りきれるところをしっかり獲りきり、最後にスコアに結びつけられるようにされなれば、勝てるチームになると思います」と課題を挙げながらも前を向いた。

もう1人の共同キャプテンNO8(ナンバーエイト)ジェイク・シャッツは、「私たちは少し経験不足で、1対1のタックルをミスし、余裕がなかった」と唇を噛んだ。

一方、3トライ差以上のボーナスポイントを含め勝ち点5を挙げ、4連勝としたクルセイダーズのゲームキャプテンSHホールは「ちょっと荒くなった部分もあったが、(13人になっても)チームの回復力と個性を見せることができたと思う」とチームを称えた。

サンウルブズは勝ち点を取れぬまま最下位を脱することができず、逆にクルセイダーズはニュージーランドカンファレンス首位に返り咲いた。

この試合のキックオフ前にコロナウィルスの問題で、ニュージーランド政府の14日間の入国の際の隔離政策が発表された影響もあり、スーパーラグビーを運営するSANZAAR(サンザー)から、今週末の試合をもって2020年のスーパーラグビーを一旦中断することが決まった。

本来ならば、あと2週間オーストラリアに滞在し、2試合を行うはずだったサンウルブズも帰国することが決まった。再開の時期は未定だが、事態が早く収束してーパーラグビーが再開し、サンウルブズの勇姿が見たい。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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