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写真:ゲームキャプテンの堀江
後半、勝利に執念を見せる東芝が攻勢を強める。後半6分、BK(バックス)も加わってのモールから、途中出場のHO(フッカー)橋本大吾がグラウンディングし22-22の同点に追いつく。
さらに10分、相手のパスミスからラインアウトを得た東芝は、SOジャック・ストラトンが抜け出し、最後はWTBナイカブラが今日。2つ目のトライを挙げて27-22と逆転に成功した。
しかし、ここから強さを見せたのが「野武士軍団」こと、ワイルドナイツだった。この試合、ゲームキャプテンを務めたHO堀江翔太は「ペンチの選手が期待通りの動きをしてくれた」と話したとおり、途中出場の選手がチームに勢いを与えた。
18分、モールから途中出場のオーストラリア代表FLデービット・ポーコックが抜け出して、最後は地元出身のSO山沢拓也がフィニッシュして、再び29-27と試合をひっくり返した。
その後はパナソニックが猛攻をしかける。28分にはボールを継続して左隅にWTB竹山がトライ、32分には相手の隙を見逃さなかったSH小山大輝が、中央を抜けだしガッツポーズをしながらトライ。
ロスタイムには再び、SH小山がトライを挙げて、終わってみれば最後に4連続トライを決めたパナソニックが46-27で快勝した。
パナソニックは7トライを挙げて、3トライ差のボーナスポイントも加えて、開幕から無傷の5連勝で総勝ち点を25として首位をキープした。
この試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)には、セットプレーと接点で働き続けたパナソニックのLOサム・ホワイトロックが選出された。
良い時間帯もあったが、最後は突き放された東芝のトッド・ブラッグアダーHC(ヘッドコーチ)は「アタックは自分たちができる可能性の部分を示せた。いくつかの瞬間を除いては、それなりにディフェンスもできていた」。
「ブレイクダウンは微妙な判定もあったが、そういったものも含めて、試合にインパクトを与えた。ここからもっといいチームにしたい」と敗戦したものの、手応えを感じていた。
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