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ラグビー コラム 2019年12月15日

進化した筑波大学、「チーム力」で全国の舞台に挑む。ラグビー全国大学選手権

ラグビーレポート by 筑波大学新聞
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写真:ジャージ渡しは「筑波の心臓」石川の熱い言葉から始まる

当然、こうしたまとまりのあるチームの代表として戦う23人には「誇りと責任がある」(土谷)。

そう感じさせるのが、試合前の行事である「ジャージ渡し」だ。今年から、「メンバー外の人に向けても、どういう意気込みでプレーをするのか宣言して欲しい」という石川の思いから、やり方を少し変えた。

始めに、石川から試合に向けた想いを語り、23人にジャージを渡していく。そして、渡された選手一人ひとりが抱負を語る。

WTB(ウイング)仁熊秀斗(3年・石見智翠館)は「気持ちを共有しているからこそ、メンバー全員に勝ちたい気持ちがある」と話す。

もちろん、筑波大の強さはプレーにも現れている。シーズン当初から強化してきた「接点」と「泥臭さ」は筑波大の武器となるだろう。

慶應大や帝京大相手に当たり負けないタックルができたことで、「自分たちの強みが明確になった」(杉山)。

7日に行われたジュニア選手権の入れ替え戦でも、特に前半は接点での強さが光った。土谷も「4年間の中でいちばんの仕上がり」と語る。

選手権初戦の相手は同志社大学。身体の大きいFW(フォワード)を起点とし、セットプレーに強みを持つ。筑波大としては近場で攻めてくる相手の強みを消すため、どこまで身体を張り続けられるかが焦点となるだろう。

筑波大の「泥臭さ」を発揮する絶好の機会だ。HO(フッカー)吉田隼人(4年・長崎北陽台)は「派手なプレーができない分、泥臭く体を張りたい」と話す。

負ければ終わりの選手権がいよいよ始まる。山田が「4年生と1日でも長くやりたい」と話せば、PR木原優作(1年・東福岡)も「4年生のためにも、身体を張りたい」と語る。

4年生が積み上げてきたチーム力の高さで、「勝ち切るチーム」になれるかどうか。筑波大の真価が問われる。

文/写真:明石尚之(筑波大学新聞)

◆ラグビー全国大学選手権3回戦
・12月15日(日)午後1:53 同志社大学 vs. 筑波大学 J SPORTS 3

筑波大学新聞

筑波大学新聞

筑波大学やつくば市内のニューズを扱う、筑波大学公認の新聞。発行は年7回で発行部数は2万部以上。取材や原稿執筆、紙面の作成などは学生中心で行う。»Twitter »Facebook

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