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ラグビー コラム 2019年11月30日

早稲田大学、25年ぶり全勝対決となった早明戦での勝算。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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一方の早大。強みは何といってもSH(スクラムハーフ)齋藤直人主将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)、SO岸岡智樹(教4=大阪・東海大仰星)の『最強ハーフ団』率いる、タレントぞろいのBK陣だ。

加えて今季はFWの成長も著しい。双方の連係により充実したチーム体制ができ上がっている。接戦が予想される次戦で勝負の鍵を握るのは、「ディフェンス」と「FW勝負」だろう。

シーズン開幕当初から課題に掲げ取り組んできたディフェンスは、試合を重ねるごとに着実にステップアップし、強みと呼べるほどに成長した。

前節の慶大戦でも、「手負いの虎」(相良南海夫監督、平4政経卒=東京・早大学院)となった慶大の力闘により苦戦を強いられたものの、ゴール際での粘り強いディフェンスが功を奏し、トライを許さなかった。

しかし、ラックサイドでゲインを切られる場面も散見されたため、隙を逃さず攻め込んでくる明大相手に、どこまで修正できるか注目だ。

また、FWについても、春シーズン後からスクラムに本格的に注力した結果、強豪にも押し負けない戦力となった。だが、相手は『重戦車』を武器とする明大。いかにスクラムで優位に立つかが、強力なBK陣を生かすために重要となる。

ブレイクダウンでの攻防も、試合の主導権を握らせないために競り勝ちたいところ。FW勝負を制し、得意とする「展開ラグビー」に持ち込むことができれば、勝機は早大に訪れるはずだ。

赤黒と紫紺を身に着けた観客で満員の東京・秩父宮ラグビー場、鳴り響くサポーターのコール、漂う独特の緊張感。両校のプライドをかけた伝統の戦いには、大学ラグビーの魅力がふんだんに詰まっている。

ラグビーワールドカップから1か月。日本中で高まったラグビー熱が次に向かうは12月1日、早明戦だ。未来の日本代表たちの躍動を、見逃すな。

文:山口日奈子/写真:千葉洋介、山口日奈子(早稲田スポーツ)

【関東大学対抗戦】

◆11月30日(土)
・午前11:30 帝京大学 vs. 慶應義塾大学 秩父宮
・午前11:30 日本体育大学 vs. 成蹊大学 江戸川陸上
・午後2:00 筑波大学 vs. 青山学院大学 江戸川陸上

◆12月1日(日)
・午後2:00 明治大学 vs. 早稲田大学 秩父宮

◆順位 ※4位までが大学選手権出場
1位 明治大学 6勝0敗
1位 早稲田大 6勝0敗
3位 帝京大学 4勝2敗
4位 筑波大学 3勝3敗
*****
5位 日本体育 2勝4敗
5位 慶應義塾 2勝4敗
7位 青山学院 1勝5敗
8位 成蹊大学 0勝6敗

ラグビー関東大学対抗戦2019

【ハイライト】早稲田大学 vs. 慶應義塾大学

早稲田スポーツ新聞会

早稲田スポーツ新聞会

1959(昭和34)年創刊。人気の野球、ラグビーを中心に早大体育会44部をくまなく取材し、年12回の新聞発行およびWebやSNSによる情報発信を行う。現在部員170名で活動。»早スポHP»Twitter»Facebook

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