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「ジャガーズvs.ブランビーズ」「クルセイダーズvs.ハリケーンズ」スーパーラグビー2019プレーオフ準決勝 勝敗のカギは?
村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一スーパーラグビー2019は、6月29日(土)、準決勝が行われる。勝ち残ったのは、ニュージーランド(NZ)カンファレンス1位クルセイダーズ、2位ハリケーンズ、南アフリカ(SA)カンファレンス1位ジャガーズ、オーストラリア(AUS)カンファレンス1位のブランビーズ。レギュラーシーズンの成績通りの実力を発揮したことになる。果たして、決勝戦に進出するのは、どのチームか。
先に行われるのは、ジャガーズ対ブランビーズ。ジャガーズのホーム、アルゼンチン・ブエノスアイレスのエスタディオ・ホセ・アマルフィターニでの対戦だ。参戦4年目のジャガーズは着実に力をつけ、準々決勝ではNZのチーフスを21-16という僅差で下し、初のベスト4進出を決めた。対するブランビーズは、シャークス(SA)の密集サイドのディフェンスの甘さをついて、NO8ピート・サムが先制トライ。得意のラインアウト・モールからのトライも奪って、38-13と快勝した。
両者は第11節に同スタジアムで対戦し、20-15でジャガーズが接戦をものにしている。今回もホームの大声援に後押しされるジャガーズが有利に思えるが、気になるのは、チーフスに圧力を受けたスクラムだ。ブランビーズのスクラムの成功率は95%で全体の2位。ジャガーズは86%で15チーム中最下位だ。スクラムで反則を繰り返すようなことになれば、ブランビーズのラインアウトからのモールで失点ということもあるだろう。いかにブランビーズに得意の形を作らせないかがジャガーズの決勝進出のカギになる。
ジャガーズは、FLパブロ・マテーラが準々決勝で17回のボールキャリーで58を前進。チームを引っ張った。対するブランビーズは、HOフォラウ・ファインガが19回のタックル機会で17回を成功させ、PRアラン・アラアラトアは19タックルをすべて成功させるなどフロントローのディフェンスの良さが光った。互いにディフェンスはよく、ロースコアのゲームになるかもしれない。
NZのクライストチャーチでは、クルセイダーズとハリケーンズが対戦する。両チームは、第2、7節に対戦し、38-22、32-8と、いずれもクルセイダーズが勝っている。また、昨年の準決勝でも同じく対戦し、30-12でクルセイダーズが勝った。クルセイダーズは先発15人中12名がオールブラックスのキャップ保持者。対するハリケーンズも、SHのTJ・ペレナラ、SOボーデン・バレットのHB団らオールブラックスが6名。ラグビーワールドカップ(RWC)日本大会に向けてのセレクションマッチという見方もできる。
スーパーラグビー公式サイトで準々決勝の最優秀選手に選ばれたリッチー・モウンガ
クルセイダーズのSOリッチー・モウンガは、準々決勝で2トライを含む23得点、スーパーラグビーの公式サイトで準々決勝の最優秀選手に選ばれた。ボーデン・バレットとのオールブラックスのSO対決は楽しみだ。ここまで78トライをあげてきたクルセイダーズの得点力が勝りそうだが、ハリケーンズは相手のミスに乗じで一気に長い距離を走り切れる選手が多い。ベン・ラム、サレシ・ラヤシの両WTBも決定力抜群。ラヤシの父フィリップ・ラヤシは、近鉄ライナーズで活躍したが父譲りのランニングスキルの高さは、サレシの武器だ。クルセイダーズ、ハリケーンズは、相手のミスやターンオーバーからの切り返しでトライを狙うNZスタイルを最も高いレベルで実現しているチームだ。一瞬も目を離せないスピーディーな戦いになりそうだ。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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