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ラグビー コラム 2019年6月11日

開幕まであと100日、ラグビー日本代表が宮崎合宿をスタート

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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6月9日(日)に宮崎に集合したラグビー日本代表の選手たちは、10日(月)から本格的に練習をスタートさせた。

練習に参加した選手は、サンウルブズの遠征に参加している3選手、チーフスのWTB(ウィング)アタアタ・モエアキオラ、ケガ人の2人を除いた36名。

別メニューだったのは、恥骨炎でリハビリ中のリーチ マイケル キャプテンのみ。

4年ぶりの宮崎合宿となる38歳の最年長のLO(ロック)トンプソン ルーク、代表合宿は初参加となるFL(フランカー)ラーボニ・ウォーレンボスアヤコなどが元気な姿を見せた。

午前中はウェイトトレーニングの測定、午後は2つのグループに分かれてタックル練習と3対3、コンバットトレーニング。

そして、ジェイミージャパンとなって初の、夜7:30からの夜間練習では、FW(フォワード)とBK(バックス)に分かれてユニット練習。FWはスクラムを組み込み、BKはスピード&スキルトレーニングに精を出した。

写真:タックル練習を指導するジョセフHC

ジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)は「きつい合宿になるので、選手たちには2~3週間の休みを与えた」。

「今回は(3回ある宮崎合宿の)第1回目で、実際に試合が始まるのはまだまだ先で、『ファンデーション2』と名付けていて、ここから積み上げていく」とコメント。

「PNC(パシフィックネーションズ・カップ)をフォーカスに置き、リコネクト、リコンディショニング(を念頭に)、今まで築き上げたものを一新して、積み上げていく」と今回の合宿の目的を語った。

そして、「(ワールドカップで)日本代表がトップ8に入ることは前例がないことで、非常に困難かもしれないが、ハードワークを重ねて、全力で大会に向かっていきたい」と意気込んだ。

集合初日のミーティングで指揮官は選手たちに「初参加した選手も、2019年になって久々に入ってきた選手も、チームとして歓迎し、リコネクトする」と発言。

「それにより、チームが3年間、築き上げてきた文化、どういう取り組みをしてきたか、ワンチームになるために、各選手に何が求められるか」などを説明したとのこと。

また、久しぶりにスパイクを履いて走り、リハビリが順調に進んでいる様子を見せたキャプテンのFLリーチ マイケル。

「サンウルブズでもない、ウルフパックでもない、日本代表なので、もう1回代表の自覚を持って行動しよう。1日1日を大事にして、いい準備をしよう。言われる前に自分から行動しよう」と選手たちに話したという。

今回から3回に渡る宮崎の合宿で日本代表はPNC、そして、あと100日あまりに迫ったワールドカップに向けた準備を進めていく。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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