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ラグビー コラム 2019年4月7日

平成最後のセンバツ王者は。全国高校選抜ラグビー大会、決勝戦の見どころ

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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センバツ3連覇まであと1勝となった桐蔭学園は、高いハンドリングスキル、ブレイクダウンの連取で、精密な連続攻撃を繰り出す。ミスの少ないチームであり、一度攻撃権を与えると敵チームはしばらく防戦一方となる。

準決勝の京都成章戦では豊富な運動量も光った。また、ここ一番で見せるブレイクダウンのターンオーバーは強烈だ。チームの中心は優れたランナーでもあるSO伊藤大スケ(示右)キャプテン。京都成章戦ではチップキックから逆転勝利をたぐり寄せた。

フォワードではフィジカルの強靱なPR床田淳貴(3年)、将来性溢れるLO青木恵斗(2年)、抜群の身体能力を持つアスリート・NO8佐藤健次(2年)。バックスでは、スキルフルな好タックラーである渡邉誠人、桑田敬士郎(ともに3年)のセンターコンビが頼もしい。

桐蔭学園が勝てばセンバツ3連覇、御所実業が勝てば初優勝となる。

ついに最終決戦を迎えた「第20回全国高校選抜ラグビー大会」大会7日目、桐蔭学園と御所実業の決勝戦は、4月7日(日)午前10:50より、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

“平成最後のセンバツ王者”の栄冠を手にするのは、果たしてどちらか。

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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