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ラグビー コラム 2019年4月1日

歓喜と涙の予選16試合。全32校が登場したセンバツ、大会3日目の試合レポート

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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早稲田実業vs.秋田工業

“センバツ”こと全国高校選抜ラグビー大会は、激戦の真っ最中だ。

大会3日目の3月31日(日)は、会場である埼玉・熊谷スポーツ文化公園内の3会場(Bグラウンド、Cグラウンド、補助陸上競技場)で、参加32校による予選16試合が行われた。

3月29日(金)の開幕戦に登場した浦和と佐賀工業以外の30校は、前日からの連戦に。しかし疲れを感じさせない熱闘が繰り広げられた。

それでは大会3日目の16試合を見ていこう。

この日は第6試合(1試合のみ)も行われた。

キックオフ時間は第1試合から①9時30分、②10時45分、③12時、④13時15分、⑤14時30分、⑥15時45分だ。

【Bグラウンド】
第①試合(Gグループ)
(6T4G)春日丘○38-5●金光藤蔭(1T)
第②試合(Gグループ)
(3T1G)高鍋●17-32○本郷(6T1G)
第③試合(Hグループ)
(10T6G)天理○62-14●大分舞鶴(2T2G)
第④試合(Hグループ)
(8T6G)流経大柏○52-3●北越(1PG)
第⑤試合(Fグループ)
(14T6G)京都成章○82-14●高知中央(2T2G)
第⑥試合(Fグループ)
(2T2G)早稲田実○14-12●秋田工業(2T1G)

大会初戦にセンバツ初勝利を収めた大阪・金光藤蔭は、愛知王者の春日丘に6トライを奪われて1勝1敗に。8大会ぶり出場の東京・本郷は、花園常連の高鍋を32-17で破った。

高い攻撃力を持つ天理は、大分舞鶴に62-14で快勝。流経大柏は推薦枠出場の北越(新潟)に快勝し、天理との全勝対決へ臨むことになった。京都成章はハイレベルな攻守で、高知中央を82-14で退けた。

早稲田実業vs.秋田工業

そしてこの日唯一の第6試合は「早稲田実業×秋田工業」。

センバツ初出場の東京・早稲田実業は、初戦で高知中央に24-17で勝利。一方、4大会連続11回目の秋田工業は、優勝候補の京都成章に0-41で敗れていた。

秋田工業はFB高山樹(3年)のトライで先制。

早稲田実業もハイテンポな攻撃でプレッシャーをかけると、前半終了間際に身長185センチのLO池本大喜(3年)がグラウンディング。7-7の同点で前半を折り返す。

秋田工業は後半10分、WTB沢田石智志(2年)のラインブレイクから敵陣へ入り、攻勢をかけて左隅でLO冨野泰空(2年)が仕留め、5点リード(12-7)とした。

しかし早稲田実業は後半22分にWTB永井新之助(2年)が殊勲のインターセプト。独走トライのコンバージョンをSO守屋大誠(2年)が決め、14-12で競り勝った。

惜敗の秋田工業メンバーの中には一人で歩けないほど号泣する選手もおり、試合後の円陣は涙に濡れた。

その様子を見守っていた秋田工業の伊東真吾監督は、「一生懸命やって悔しがっているのは良いことです。スター選手はいませんが、タックルもするようになってきた。伸びしろはあるのかなと思います」と穏やかに語った。

早稲田実業vs.秋田工業

【Cグラウンド】
第①試合(Bグループ)
(14T12G1PG)東福岡○97-12●城東(2T1G)
第②試合(Cグループ)
(2T2G1PG)札幌山の手●17-27○慶應義塾(5T1G)
第③試合(Cグループ)
(2T1G)石見智翠館●12-40○御所実業(6T5G)
第④試合(Aグループ)
(3T2G)関西学院○19-14●佐賀工業(2T2G)
第⑤試合(Aグループ)
(3T3G)浦和●21-28○秋田中央(4T4G)

徳島・城東は試合登録が17人ながら、東福岡から2トライを奪ったが、優勝候補の“ヒガシ”に97得点を奪われて敗戦。慶應義塾は5トライを奪い、27-17で札幌山の手に勝利。1敗同士の対決を制した。

近畿5位の奈良・御所実業は、中国1位の石見智翠館に40-12で快勝。バックスにタレントが揃う秋田中央は、地元・浦和の猛攻をしのぎ、28-21で競り勝った。

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