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ラグビー コラム 2019年2月25日

東海大学のモエアキオラが初先発、初トライもチーフスは大敗。スーパーラグビー

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ブランビーズvs.チーフス

東海大学の主将だったチーフスのWTB(ウィング)アタアタ・モエアキオラが初先発、初トライを挙げたが、試合はブランビーズの一方的な展開となった。

先週開幕したスーパーラグビーは第2節を迎え、2月23日(土)はオーストラリアを代表するチームの1つブランビーズが、ホームにニュージーランドの強豪チーフスを迎えた。

昨年までチーフスが4連勝中で、この試合でスーパーラグビー100キャップを迎える共同キャプテンのLO(ロック)ブロディー・レタリック、SO(スタンドオフ)ダミアン・マッケンジーといったオールブラックスの主力が中心のチーフスが、やや有利と思われていた。

一方、ホームのブランビーズは武器とするスクラム、ラインアウトからのモールといったセットプレーで、チーフスにプレッシャーを与えたいところだった。

ともに開幕節の試合を落としているだけに、試合序盤から何としてもこの試合に勝利したい、連敗は避けたいという気持ちが伝わってくる展開となった。

先制したのはアウェイのチーフスだった。前半1分に相手の反則からSOダミアン・マッケンジーがPG(ペナルティゴール)を決めて3-0。

だが、ホームのブランビーズもすぐに反撃開始。13分にスクラムを押し込み、最後はワラビーズのCTB(センター)テビタ・クリンドラニが飛び込み、キャプテンのSOクリスチャン・リアリーファノのゴールも決まって、7-3でリードする。

ここから一気に流れはブランビーズへ。17分、SOリアリーファノの内返しのパスからFB(フルバック)トム・バンクスが抜け出し、中央右にトライを挙げて14-3。

23分にはSOリアリーファノが抜け出し、最後は右サイドのWTBチャンス・ペニへ渡り、そのままペニが押さえてトライ。SOリアリーファノが右隅からのゴールを決めて21-3と大きくリードする。

29分、チーフスも一矢を報いる。ボールを継続し右サイドで2対2を形成する。WTBモエアキオラが自ら仕掛けて相手の間を抜けて、そのまま回り込んでトライ。嬉しいスーパーラグビー初先発での初トライとなった。

ゴールも決まってチーフスは、11点差に追い上げる。しかし、その後はブランビーズが再び猛攻を仕掛けて、37分、ゴール前のスクラムからNO8(ナンバーエイト)ラクカン・マカフリーが抜け出してトライ。

ゴールも決まって28-10。ロスタイムにはラインアウトからモールを押し込んで、最後はHO(フッカー)フォラウ・ファインガがトライ。

前半はスクラム、モールとセットプレーで力強さを見せたブランビーズが33-10と大きくリードして前半を折り返した。

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