人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
当然、セオリーはPGであり、相監督は一度、ゴールポーストを指さしてから選手たちの顔を見ると、「うーん…という顔をしていて、勝負させてくださいという表情だった」ので、タッチラインの方向を差し直した。
「BK(バックス)に力のある選手が多かったですが、この1・2カ月くらいからFW(フォワード)が主張し始めてきた。彼らの選択を信じていた」と指揮官は選手たちの判断を尊重した。
キャプテンPR(プロップ)葛西拓斗(3年)も、「監督と目が合いました。何度も練習していたので、モールで行こうと思った」という。
そして、5mラインアウトからモールを形成して押し込んで、最後は2年生HO(フッカー)作田駿介がボールを押さえて、ゴールも決まって19-15と逆転に成功する。
「自分一人ではなくて、BKのみんなの力や、FWの先輩たちが(モールの)前で頑張りがあったからだと思う。自分がトライを取れたことは本当に嬉しい!」とHO作田。
また、相監督も「モールを押し切ってくれました。常翔学園のFWは強いです。彼らは僕の想像をはるかに超えてくれました」と目を細めた。
ロスタイムも含めて残り5分ほど、流通経済大柏はボールをキープして時間を使い、最後の相手の攻撃も防ぎ切って、19-15でノーサイドを迎えた。
1992年に初出場を果たし、今年度で24年連続26回目の花園出場となった千葉の名門が、初めてベスト8の壁を破った歴史的瞬間だった。同校史上初ということだけでなく、千葉県勢としても初の準決勝進出となった。
新チームになったとき、日本一を目標に掲げて、逆算して選手たちを鍛えてきたという相監督。その中で例年よりも選手たちの自主性に任せてきた。
「トレーニングやゲームの大枠は指示しますが、あとの判断は選手に任せます。今日の試合も8割くらいは僕の指示を無視していましたね(苦笑)」と破顔した。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1 第14節-5 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ vs. コベルコ神戸スティーラーズ
4月21日 午後12:50〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1 第14節-3 トヨタヴェルブリッツ vs. 埼玉ワイルドナイツ
4月20日 午後2:20〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1 第14節-1 東京サンゴリアス vs. 静岡ブルーレヴズ
4月19日 午後6:50〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1 第14節-2 横浜キヤノンイーグルス vs. 三菱重工相模原ダイナボアーズ
4月20日 午後2:20〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1 第14節-6 花園近鉄ライナーズ vs. ブラックラムズ東京
4月21日 午後2:20〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1 第14節-4 三重ホンダヒート vs. 東芝ブレイブルーパス東京
4月21日 午後12:00〜
-
【限定】ラグビー 関東大学春季交流大会2024 Bグループ 慶應義塾大学 vs. 立教大学
4月21日 午後12:25〜
-
4月22日 午後10:00〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!