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ラグビー コラム 2018年10月15日

3試合ぶりにカーター復帰の神戸製鋼が快勝しプレーオフ進出決定。トップリーグ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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今年のトップリーグは早くもリーグ戦終盤に差しかかり、残り2試合となった。

10月13日(土)は第6節の8試合が行われ、大阪・キンチョウスタジアムでは、レッドカンファレンスにおいて無敗で首位に立つ神戸製鋼コベルコスティーラーズと、今シーズン好調で、5位の豊田自動織機シャトルズが激突した。

神戸製鋼は第3節にトヨタ自動車ヴェルブリッツ戦で、26-26と引き分けた以外、先週の第5節も日野自動車レッドドルフィンズに12トライを重ねて74-10と快勝するなど、今シーズン負けなしの4勝1分で勝ち点20と、レッドカンファレンス首位に立っている。

一方の豊田自動織機は、開幕戦のNECグリーンロケッツ戦で9-8、第2節の日野レッドドルフィンズ戦では15-14と競り勝った。

第3節のNTTコミュニケーションズシャイニングアークス、前節のサントリーサンゴリアスには負けたが、3勝2敗の勝ち点12で5位につけており、まだプレーオフにあたる、上位トーナメント進出できる4位以内の可能性は十分に残されていた。

神戸製鋼は、3試合ぶりに元ニュージーランド代表のレジェンド、SO(スタンドオフ)ダン・カーターが復帰し、SH(スクラムハーフ)日和佐篤とコンビを組んだ。

FW(フォワード)はPR(プロップ)1番が前節の山崎基生から平島久照に替わった以外は、前節と同じラインアップ、BK(バックス)もハーフ団以外は、前節と同じメンバーで臨んだ。

豊田自動織機は、FL(フランカー)6番が前節の小原稜生から松岡毅に、その小原は竹内健人に代わって7番に入った以外は、昨年度王者のサントリーを苦しめた前節と同じスターティングメンバーだった。

豊田自動織機のキックオフで始まった試合は、神戸製鋼の反則で4分、SHジョノ・ヒッキーがPG(ペナルティゴール)を決め、豊田自動織機が0-3と先制する。

だがその直後の5分、敵陣22m付近でのマイボールラインアウトからボールをキープした神戸製鋼が、ラックから日本代表スコッドにも入ったNO8(ナンバーエイト)中島イシレリ、SH日和佐と繋いでトライ。SOカーターのゴールも決まり、7-3とあっさり逆転に成功する。

豊田自動織機も9分にSHヒッキーのPGで3点を返して1点差とするが、そのヒッキーが11分に危険なタックルでシンビン(10分間の一時的退場)となり、数的有利となった神戸製鋼は一気に試合の主導権を握る。

20分、スクラムからボールを継続し、SOカーターのオフロードパスから、PR平島へとつなぎ、最後はSH日和佐が2本目のトライ。

カーターのコンバージョンも決まって14-6とすると、22分には自陣からSOカーター、CTB(センター)アダム・アシュリークーパー、FB(フルバック)山中亮平とBKでボールをつないで山中がそのままインゴールに。SOカーターのゴールも成功し21-6とリードを広げる。

だが、豊田自動織機も意地を見せる。25分にシンビンから戻ってきたSHヒッキーがPGを決め、21-9とすると、27分に自陣で神戸製鋼のSOカーターからWTBアンダーソン フレイザーへの飛ばしパスを、新人WTB(ウィング)シオシファ リサラがインターセプト。

そのまま走りきってトライ。SHヒッキーのコンバージョンも入り21-16と5点差に追い上げる。だが、ここから神戸製鋼にエンジンがかかる。

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