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ラグビー コラム 2018年8月20日

世界NO.1オールブラックスが豪華対決制す!ザ・ラグビーチャンピオンシップ2018第1節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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さらに後半12分、SOバリットが相手のノックオンを見逃さず、すかさず無人エリアへキック。サッカーのような足技でボールをドリブルし、捕球したSOバリットがそのまま右中間にグラウンディング。19-6。

スクラムでも劣勢だったワラビーズは、後半はラインアウトでもNZのディフェンスに苦しみ、この日のラインアウト獲得率は実に38.5%(13本中5本成功)。

畳みかけるオールブラックスは後半23分。

LOレタリックのボール奪取から自陣よりアタック開始。最後もライン参加したLOレタリックがパスダミーから抜け出し、ゴール成功で26-6。

直後にキックチェイスでFBイズラエル・フォラウが左足首を捻って途中退場。暗雲は色濃くなったが、後半27分、FLフーパーのインターセプトからチャンスメイク。

CTBカートリー・ビールの鋭いランから決定機が生まれ、途中出場のジャック・マドックスが代表初トライ。

ゴール成功で13点差(13-26)としたが、後半34、35分にWTBナホロに連続トライを許し、勝負はあった。

序盤こそワラビーズの堅守に苦しんだが、強固なスクラムと巧みなラインアウトディフェンス、そして、攻守交代時の集中力からトライを量産したオールブラックスが、2018年のTRC開幕戦を勝利で飾った。

両国が対決する第2節は、25日(土)に行われる。舞台はワラビーズが32年間黒衣軍からの勝利がないイーデンパークだ。

負傷したFBフォラウの遠征回避が早くも報じられており、ワラビーズに向かい風が吹いている。オールブラックスはこの第2節に勝てば、2003年から続くブレディスローの保持を確定させる。

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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