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ラグビー コラム 2018年6月8日

ラグビーテストマッチ月間。オーストラリアは北半球王者アイルランドと3連戦

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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一方、2019年ワールドカップで日本代表と対戦することが決まっているアイルランド代表は、今年のシックスネーションズをチーム史上3度目のグランドスラム(全勝)で制すなど、昨年3月から12連勝中の絶好調。国内クラブのレンスターやマンスターもヨーロッパのカップ戦で強さを見せている。

キャプテンのHO(フッカー)ローリー・ベストはハムストリングのケガで遠征には参加できなくなってしまったが、バイス・キャプテンを務めるFLのピーター・オマホニー、SOジョナサン・セクストンをはじめ、SHコナー・マレーやFBロブ・カーニーなどお馴染みの、豪華なメンバーが名を連ねた。

ジョー・シュミットHCは、「このオーストラリアツアーの最大の目的はチームの結束力を高めることで、一緒の時間を過ごすことで多くの経験を分かち合えるだろうし、そこで個々の選手が成長していってほしい。そして、あまり先を見据えず、まずはブリスベンでの初戦に集中したい」と冷静に語った。

オーストラリア代表とアイルランド代表は過去33回対戦し、オーストラリアの21勝11敗1分けとオーストラリア代表の方が6割強の勝率を誇るが、2013年にアイルランド代表にシュミットHCが就任してからは3度、アイルランドのホームで対戦。

2013年は15-32で敗戦しているが、2014年からはアイルランド代表が26-23、2016年は27-24と接戦ながら連勝している。

アイルランド代表はスクラムやラインアウトといったセットプレーと、強固なディフェンスで相手にプレッシャーをかけつつ、アウェーでの対戦だが、しっかりとチャンスをものできるか。

やはり、シックネーションズで全勝優勝を果たし、総合力に長けたアイルランド代表が優勢と予想されるが、その12連勝を止めるべくホームのオーストラリア代表もメンバーを揃えており、互角の勝負となるはずだ。来年のワールドカップの決勝トーナメントの行方を占う意味でも見逃せない対戦となるだろう。

世界中のラグビーファンが注目するオーストラリア代表vs.アイルランド代表の第1テストマッチは6月9日(土)にスーパーラグビーのレッズがホームとする、サンコープスタジアム(ブリスベン)で行われる。そして、午後6:50からは、J SPORTS 3で生中継される。

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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