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ラグビー コラム 2018年5月28日

チーム初の3連勝はならず。スーパーラグビー2018第15節「レベルズ×サンウルブズ」

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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サンウルブズは後半8分、相手ボールキャリーのたびに後退してしまい、最後は左大外でWTBマドックスに破られ(ゴール成功)、スコアは13-28に。

WTBレメキは後半のチーム状況について「声もあまり出なくなってしまい、勢いを失ってしまいました」。

コミュニケーション不足に陥っていたというサンウルブズは後半23分、引き離されたくない状況でトライゲッターのWTBホセア・サウマキが“プロフェッショナルファール”でシンビン(10分間の一時退出)に。

レベルズは14人のサンウルブズを攻め立て、後半28分、31分にWTBコロインベテが連続トライでハットトリック達成。13-40。

14人となった10分間で2トライを奪われたサンウルブズ。意地のラストアタックも途中出場のロペティ・ティマニにラックで絡まれ、フルタイム。

13-40で今季10敗目を喫したサンウルブズのブラウンHC代行は「一部の日本人選手が帰国したことによって、今日の試合ではメンバーに大幅な変更が生じました」と、先発で11人あったメンバー変更に言及した。

「このような変化が生じることは随分前から分かっていたことで(-中略-)この試合に向けた準備もよく整っていましたが、このような結果になってしまったことは、今夜のレベルズのパフォーマンスが本当に素晴らしいものだったということです」

この日ジャッカルなどブレイクダウン、ボールキャリーでも奮闘したNO8エドワード・カークは「今週は良い準備ができたと思っていました」。

「しかし、今日のゲームでは後半にいくにつれてうまく連携がとれなくなってきました」と振り返り、ピッチ上のコミュニケーション不足を問題視した。

レベルズ戦後、日本代表の5選手(PR 稲垣、具、LO真壁、CTB 中村、WTB レメキ)がジャパンに合流するためサンウルブズから離脱。

さらに日本代表ではないが、これまで中心的な役割を担ってきたCTBマイケル・リトルとWTBサウマキがケガにより遠征から離脱することに。

これまで以上の正念場、厳しいメンバー編成で挑むことになったサンウルブズの次戦は6月3日(日)。4勝8敗と苦しむブランビーズ(豪州)が相手。

次戦も大幅なメンバー変更を余儀なくされるが、80分間コミュニケーションを続けて堅固な防御網を維持したい。

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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