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ラグビー コラム 2018年5月14日

サンウルブズ、今季最後の秩父宮で勝利の雄叫び!チーム最多得点で豪州勢から初勝利

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ラインアウトもリードしたハッティングのトライ

相手より出足で勝っていたサンウルブズは2分、7分と接点で相手のペナルティを誘いSOパーカーがPG(ペナルティゴール)を決めて、6-0とリードする。9分、相手にモールからトライをされ6-7と逆転されてしまうが、15分、すぐにPGで9-7とする。

だが、21分にも再びモールから、昨シーズンまでトヨタでプレーしたSHベン・ルーカスにトライを許し、9-14と再びリードされてしまう。

攻守で頼りになるWTB福岡

しかし、ここから狼軍団が牙を剥いた。SOパーカーのPGで、12-14とした30分、LO(ロック)グラント・ハッティングのショートパスにPRクレイグ・ミラーが抜け出し、フォローしたハッティングがトライを挙げて、17-14と再び逆転に成功。

さらに33分、自陣スクラムから途中出場のFB(フルバック)ジェイソン・エミリーが裏へとキック、そのボールをWTB福岡が確保し、左に展開。

攻撃の起点を作ったCTBリトル

最後はCTBマイケル・リトルのオフロードパスがSOパーカーにつながって、SOパーカーがトライを挙げて26-14とリードを広げる。

前半終了間際にも相手陣奧深くまで攻め込んだサンウルブズは、トライこそならなかったがSOパーカーがPGを沈めて、29-14と15点をリードして前半を折り返した。

後半もサンウルブズが主導権を握り、PGを決めて32-14とした後半14分、ボールを動かして、最後はWTBサウマキが自らピック&ゴーして、左隅に飛び込んでトライ(39-14)。「ブラインドサイドを(上手く)突くことができました」(サウマキ)。

SOパーカー、この日は36点の大活躍

その後、レッズにトライ喫したものの、サンウルブズは、29分にはFBエメリーがトライ直前にハイタックルを受けてペナルティートライ(相手にイエローカード)を得て49-21。

数的有利な状況で、34分に相手にもう1トライ与えてしまったことは残念だったが、終了間際の38分と41分にはCTB田村優とSH田中史朗の飛ばしパスを受けたWTBサウマキがトライを重ねてこの試合でハットトリックを達成。終わってみればサンウルブズが、63-28で快勝した。

サンウルブズは、相手のモールに苦しんだものの、マイボールスクラムは100%、マイボールラインアウトは90%を超えて、しっかりとセットプレーを起点にアタックできたことも流れを作る上では大きかった。

12本のキックを全て決めたSOパーカー

また、SOパーカーが12本のプレースキックを全て決め、狙い通り、得点で相手にしっかりとプレッシャーをかけることができた。

7つのPG、5本のゴール、そして1トライと36得点を挙げたSOパーカーは「すべてのキックを決めることができて、もちろん気分はいいです。キックが決まり続けるとそれが自信につながり、キックだけではなく他のプレーも良くなっていきます」と胸を張った。

サンウルブズは勝ち点4を重ねて総勝ち点6に、勝ち点を取れなかったレッズは総勝ち点17のままとなった。

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