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ラグビー コラム 2018年4月24日

一戦ごとに成長する姿を見せてもらいたい ハリケーンズ vs. ヒトコム サンウルブズ プレビュー

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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今季9トライをあげているWTBベン・ラムは、193cm、109kgというサイズで100mを10秒台で駆け抜ける。オールブラックスで54キャップを誇るWTBジュリアン・サヴェア(192cm、103kg)、CTBンガニ・ラウマペ(177cm、103kg)、ヴィンス・アソ(185cm、97kg)に加え、怪我で休んでいたオールブラックスのWTBネヘ・ミルナースカッダー(180cm、90kg)が復帰の可能性がある。最後尾のFBは、ボーデンの弟のジョーディー・バリット(196cm、96kg)。大きなストライドでの突進は止めづらい。不用意なキックはカウンターアタックのチャンスを与えてしまうだろう。オールブラックスのSH、T・Jペレナラは膝の怪我で欠場中だが、脅威のBKラインが形成されることは間違いない。

FW陣も攻撃的な選手が多い。何度もボールを持って突進するFLブラッド・シールズ(193cm、111kg)、ヴァエア・フィフィタ(196cm、111kg)、LOマイケル・ファティアロファ(199cm、116kg)は怖い選手だ。ハリケーンズは、自陣の22mライン内からの攻撃で一気にトライを獲り切る力を持つ。サンウルブズとしては、自陣での反則、ミスだけではなく、攻め込んだ場面でのミス、反則も命取りになる。

これとって欠点のないハリケーンズに対しては、自分たちがボールをキープしてコントロールする時間をどれだけ多くできるか。無駄な反則を減らす規律も大切になる。サンウルブズは今季、一つのミス、反則が即失点につながるスーパーラグビーレベル(特にNZカンファレンス相手の試合で)を嫌というほど味わってきた。不用意なプレーを無くし、ハリケーンズのスーパープレーを封じることができるのか。一戦ごとに成長する姿をファンの皆さんにも見せてもらいたい。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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