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モータースポーツ コラム 2026年4月6日

2026年WRC第4戦ラリー・クロアチア “今年初めてのターマックラリー”

Mr.フクイのものしり長者 de WRC ! by 福井 敏雄
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サファリ・ラリー・ケニアで勝利を挙げた勝田貴元もエントリー(写真は2024年のラリー・クロアチア時の勝田)

早くも第4戦に入りますがこれまでのモンテカルロ、スウェーデン、サファリと特殊路面が続いた後、初めて“まとも”なターマック戦となります。ラリー・クロアチアはコロナ禍の最中に一種のピンチヒッターとして登場したWRC参入最若年レースです。クロアチアは1991年に旧ユーゴスラビア社会主義連邦共和国から分離独立した人口約400万人強の小ぢんまりとした国家で首都はザグレブです。分離したもう一方はセルビア共和国で首都はベオグラードです。旧ソ連時代には所謂東欧圏と呼ばれていた地域ですが、近隣のチェコとともに西欧の自動車会社の現地生産などの歴史があり、古くから自動車とご縁のある国家です。

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そのラリー・クロアチアは1947年国内戦として創設され、86年にヨーロッパ選手権昇格、そして2021年にWRC昇格、今年は同5回目の開催です。路面はターマックですが、今年はスペシャルステージ(SS)の大変更を行い大会本部(HQ)は首都ザグレブからアドリア海(イタリアの東方対岸)の風光明媚の港町リエカになりました。

伝統的な内陸緑地を離れ、湾岸道路や標高差のある峠道などが組みこまれました。道幅が従来に比べ広いこと、標高差があることからターマックのグリップに差が出ることが予想され、新規採用のハンコック製のタイヤの使い勝手が気になるところです。

R1車両のエントリーはトヨタがオリバー・ソルベルグエルフィン・エバンス勝田貴元の3台に加えサブチームのパヤリと合わせ計4台です。ヒョンデはティエリー・ヌービルアドリアン・フルモーに加え今回はヘイデン・パッドンがドライブします。フォードはジョシュア・マクアーリンジョン・アームストロングの2台が参戦です
SSの構成は極めて標準的なパターンで8-8-4の合計20ステージ、SS合計距離は規定通りの300.28kmです。

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ラリー概要は次のとおりです。

SS本数 SS km Liaison km Total km
D-1 (4/10) 8 126.86 km 322.86 km 449.72 km
D-2 (4/11) 8 115.96 km 293.17 km 409.13 km
D-3 (4/12) 4 57.46 km 298.38 km 421.10 km
Total 20 300.28 km 836.32 km 1136.60 km

最後に先回サファリ・ラリー・ケニアで勝田貴元選手がWRC初優勝しました。よく我慢したと思います。今までにも何度もチャンスはありましたが、一度成功すると精神的に安定し、今後が更に期待できます。
おめでとうございました。

文:福井 敏雄

福井 敏雄

福井 敏雄

1960年代から欧州トヨタの輸出部員としてブリュッセルに駐在。1968年、トヨタ初参戦となったモンテカルロからラリー活動をサポート。トヨタ・モータースポーツ部のラリー担当部長、TTE(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)副社長を歴任し、1995年までのトヨタのWRC圧勝劇を実現させた。

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