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モーター スポーツ コラム 2025年7月14日

パドックの愛犬同伴ブーム、ハミルトンとルクレールに続いてガスリーも参戦

F1コラム by J SPORTS 編集部
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愛犬ロスコーを連れるハミルトン

愛犬ロスコーを連れるハミルトン

F1の世界に新たな癒しの風が吹いている。2025年シーズン第12戦イギリスGP(シルバーストン)のパドックには、レース以上に注目を集めた特別なゲストたちがいた。彼らはエンジン音ではなく、尻尾を振って存在感を放つ──そう、ドライバーたちが連れてきた愛犬たちだ。

セレブ犬ロスコー、シルバーストンに帰還

フェラーリのルイス・ハミルトンと共に姿を見せたのは、F1ファンにはおなじみの愛犬ロスコー。イギリス原産のブルドッグであり、Instagramの専用アカウント(@roscoelovescoco)には120万人以上のフォロワーを抱えるインフルエンサー犬でもある。

2024年にはInstagramの収益だけでおよそ4,000万円を稼ぎ出したと『The Sun』は報じており、その生活はまさにセレブそのもの。ロスコーは飼い主ハミルトンと同じくヴィーガンで、バースデーパーティーでは犬友が招待される。愛車はナンバープレート「R05 COE」を装着した黒のミニチュア版メルセデスGクラス。移動はもちろんプライベートジェットだ。

肺炎を患ってしばらく姿を見せなかったロスコーだが、今大会で久々のパドック復帰を果たした。ハミルトンと共に歩くその姿はファンの注目を集め、SNS上でも多数の写真が拡散された。今回からフェラーリの一員として初めてチームスタッフとも顔を合わせ、ハミルトンは赤いリードをつけたロスコーを囲んだ集合写真をInstagramに投稿している。

ミニチュアダックスのレオ、ロスコーと再会

シャルル・ルクレールの愛犬レオも、F1界で急速に人気を集めている存在だ。ミニチュアダックスフントのレオは、昨年からルクレールが飼い始めた愛犬で、その愛らしいルックスがファンの心を掴んで離さない。Instagramアカウント(@leo_leclercc)も開設されており、ルクレールと恋人のアレクサンドラ・サン・ミューの溺愛ぶりが随所に見られる。

2024年のシルバーストンではロスコーと初対面を果たしたレオ。今年の大会ではチームメイトとして再会を果たし、仲良く水を飲む姿が『Motorsport.com』を通じて公開されている。

ガスリーとトイプードルのシンバも参戦

このパドックの愛犬同伴ブームに、アルピーヌのピエール・ガスリーも加わった。彼がシルバーストンに連れてきたのは愛犬のトイプードル、シンバ。普段からミラノのセンピオーネ公園で散歩やランニングを共にするパートナーだ。

ガスリーは昨年の『BBC』とのインタビューで、「前は外を歩いていると写真を頼まれて立ち止まることが多かったけど、今はみんな犬に夢中で、誰も僕のことなんて見ていない。もうポーズを取らなくて済むんだよ」と語っている。

次なる主役は誰か?

愛犬家として知られるドライバーは他にも多い。ウイリアムズのカルロス・サインツJr.や、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグもそのひとりだ。一方、レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、13匹の猫と馬を飼っており、さすがにパドックへの同伴は難しそうだが、その動物愛の深さは際立っている。

F1パドックにドッグランが併設される。そんな未来が訪れても、もう驚くにはあたらないかもしれない。

文:J SPORTS編集部

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