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シャワーを浴びてスッキリの松下信治選手
CIVIC初優勝を勝ち取った
8号車のお2人。
優勝インタビューでは
野尻選手から「ノブ大好き」
とのコメントが飛び出るほどのアツアツっぷり。
そんなお二人の絆に迫りました。
まず、このお2人、知り合ってからかなり長いそうで、
松下選手に野尻選手との軌跡について聞いてみると・・・
~松下選手からびっくりエピソード~
「僕兄弟4人なんですけど、長女がいるんですね、で長女とトモキが同い年なんですよ。
で、ジュニアカート時代
トモキは僕のお姉ちゃんに全部宿題やってもらってた(笑)」
とまさかの幼き頃のびっくりエピソード!(笑)
「トモキとは出会ってから本当長いっすね。
そんなね、関わりがずっと深かったわけではないんですけど、
でもホンダに入ってからはずっと近くでやってて
F3も一緒に出たし、
多分一番知ってるドライバーですね。
今年ここ(ARTA)に来て、トモキとチームメイトになるのは初めてだと思うんですけど、
あんなに僕だけじゃなくて、人に対して、チームの人みんなにも気を遣って、
しかもそれだけじゃなく指導もするし、
これ駄目だよ!みたいな。
本当に何か・・・勝ちたいんだなっていうのが思った以上にあったのがすごくて、
あーさすがはSFであれだけ勝ってるだけあるっていうか、
なんかそうなる理由ってここにあるなっていうのはすごく思って。
何か学ばしてもらってというかね、
僕はヨーロッパでずっとやってきて
あんまりそういう何か・・・
チームを作っていくみたいな感じの経験があんまりないんで
良いチームメイトに恵まれたなと思うし、とゆうか、最高のチームメイトかなと思ってます!」
とコメント。
そんな最高のチームメイトと向かう次戦は鈴鹿。
「前回鈴鹿も速かったし、だから重くはなるんですけど、
自分らよりもランキング上のチームがいるんで、その人たちに負けないでできると思うんですけどね。
この2人でこのチームならって思ってます。
個人的な話で言うと、前回富士でドライビングに少し課題があって、僕がね。
トモキと比べてここが遅いねとかっていうのがあって・・・
それを個人的にはだいぶ縮められたかな?っていうのはすごく良かったかなと。
そういう意味では、勝ったのは勿論嬉しいですけど
見えないところでの細かい評価ってのがあるんで、そういうのも大事にしてます。」
と野尻選手をリスペクトしつつ
自分と向き合う松下選手の姿がありました。
そして野尻選手にも、松下選手との絆について伺ったところ、
シャワーを浴びてスッキリの野尻智紀選手
~野尻選手から出た言葉に感動。まずは2人のために~
「どこから話せばいいか・・・本当に長いんで知り合ってからも。
あんなに生意気だったのに(笑)最近はちょっとは尊敬してくれてるっぽいなと思いながら、
なんかその辺も含めて、彼もきっといろんな経験を積んでやってきただろうし、
何となく「今」がやっぱり2人の力を合わせて同じものを取りに行くっていうときに、適切なタイミングなのかなって思う。
そういったところを含めても、今回の優勝は非常に嬉しい優勝だし何か今後に繋がるというかね。
繋げていかなきゃいけないなというふうに思います。」
とコメント。
そこで、誰と組んでもパートナーと
和気あいあいとしているイメージのある
野尻選手に、ご自身の人間関係の構築がお上手なのでは?と聞くと
「そんなことはない。なんか悪く言うと放任なところもあるし、
また、なんていうか・・・
人それぞれ考え方や価値観も違うんで、自分の思いだったり考え方が違うのを頭ごなしに否定するのも違うと思う。
人それぞれ何でそういうふうに思うか、考えるかみたいなものをやっぱり聞いていくのが大事なのかなと思うんで、
自分は自分の意見もちゃんと言いますけれども、
理由もちゃんと言いながらね、お互いになんでそう思うかっていうのも
理解をしながら進めなきゃいけないよなっていうのが、34歳になった僕は(笑)
そう思いますね。」
「今年は本当にノブもすごく自分から心をオープンにしてくれてるんで、
すごく僕としては助かっていて、
こういうふうに考えてんだな!とかその辺もすごく理解できるし、
逆に、それなんでそう思うの?とかわかんないところは僕も、
オープンにしてくれてるからこそ聞きやすいし。
頑固なところももちろんドライバーなんであるとは思うんですけど、そういったものを・・・何て言うのかな。
悪いふうに捉える人もいるかもしれませんが、
すごく心を開いてくれるんで僕としてはやりやすいですね。
心を開いてくれた分こっちも応えなきゃいけないしっていうのはすごく思うので
ノブが僕をそういう風にさせてくれてるんじゃないかなというふうに思います。」
と自分がこう思えているのも松下選手が
心を開いてくれているからだ、とコメント。
また今回の優勝を亜久里さんも喜んでいましたね、投げかけると
「そうですね、亜久里さんもなんで勝てないんだーと思っている内の一人なので(笑)
でも最終的にはこのドライバー2人。
やっぱり僕らはドライバーなんで自分たちの
成績をしっかり出すことそれがいろんな人の喜びに変わっていくと思ってるんで。
そこは誰かのためっていうわけじゃなくて、自分たち2人のために
しっかり高いパフォーマンスで出せるようにこれからさらに絆も深めて、
一緒にやっていきたいなと思う」
自分たちのために。
それが巡り巡って周りの人たちの為に。
この8号車のパートナーシップ。
そして2人がこの2人へ懸ける想い。
しびれる。
これぞ2人で1台を駆るSUPER GTの魅力。
今後もこの2人から目が離せない!!
文:竹内紫麻
竹内 紫麻
竹内紫麻、通称「しましま」。J SPORTSと公式映像のSUPER GTピットレポーターとして、文字通りピットの端から端まで駆け巡り、最新情報を届けてくれる。ドライバーやチームスタッフからも信頼が厚く、SUPER GTの魅力を伝えてくれる無くてはならない存在の一人。GTトークバラエティ「GTV」でもMCを務める多彩な才能を持ち合わせている。
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