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モーター スポーツ コラム 2024年4月12日

改めて確認しておきたい2024 SUPER GT新予選方式

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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先ほど説明した8台(分かりやすく表現すると12位〜20位)だけ、総合タイム順に並べ直し、総合の12番手から20番手までが決まるというものだ。

つまり、Q2のグループ2に入ったとしても、そのチームの頑張り次第では最大で12番グリッドまで進出が可能ということ。逆に言えばQ2グループ1に進出したチームも決して安泰ではなく、Q2で万が一ミスをするなどしてタイムを落とした時は最大で20番グリッドまで後退してしまうリスクがあるのだ。

まとめると……
Q2グループ1:1〜12位→そのまま順位が確定
Q2グループ1:13位〜16位→シャッフル対象
Q2グループ2:1位〜4位→シャッフル対象
Q2グループ2:5位〜→総合21番手以下で順位が確定

この辺が新予選ルールの一番複雑なところではあるが、こういうプロセスを経てGT300クラスの最終グリッドが決定することとなる。

これらを検証するために岡山と富士で行われた2回の合同テストで模擬予選を実施。公式映像のテロップも数パターン用意し、良い方向がないかを開幕直前まで模索していた。

開幕戦から、この新ルールを全て把握するのは難しいものだが、今まで以上に2人のドライバーが力をあわせ、チームの総合力が勝敗に影響する予選となることは確かだろう。

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文:吉田 知弘

吉田 知弘

吉田 知弘

幼少の頃から父親の影響でF1をはじめ国内外のモータースポーツに興味を持ち始め、その魅力を多くの人に伝えるべく、モータースポーツジャーナリストになることを決断。大学卒業後から執筆活動をスタートし、2011年からレース現場での取材を開始。現在ではスーパーGT、スーパーフォーミュラ、スーパー耐久、全日本F3選手権など国内レースを中心に年間20戦以上を現地取材。webメディアを中心にニュース記事やインタビュー記事、コラム等を掲載している。日本モータースポーツ記者会会員。石川県出身 1984年生まれ

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