ドンペリで乾杯？暑い富士での熱い裏しま物語

実は足が痙攣していた56号車オリベイラ選手

裏しま物語、第2弾へようこそ！

皆さん、どんなGWを過ごされましたでしょうか？

私はもちろん、有難いことながら
ピットを駆けずり回るGWとなりました笑

富士はピットロードが長いのと、
450kmレースは戦略が
入り乱れてピットも慌ただしいので
いつも以上に走った気がして
マラソンランナーの気分でした笑

そんな第2弾の、最初の裏話は

GT300クラス第2戦のwinnerのお1人！！！

56号車オリベイラ選手（通称JP）についてです。

JPさんは今回前半のロングスティントを担当。

大きなギャップを作り
ピットインして
マシンを降りたJPさん。

ちょうど目の前で見ていたのですが、

あれ？？足を引きずってる？

とすぐ異変に気付き、
ピットの奥へ声をかけに行きました。

「ドライブ中はアドレナリンが出ているからか、痛みを感じなかったのに
降りた瞬間、針が刺さっているかのような感覚に襲われ痙攣して、歩けない」とのこと。

すぐ奥の部屋に入って、
その後ニスモのマッサージの方に右足をほぐしてもらっていました。

このお話について、レース後、
場内実況でお馴染み、
ピエール北川さんと話していたたのですが、

「きっと長い時間、非常に繊細なスロットルワークをしているから、
足が痙攣してしまったのかもね」
とのこと。

それもそのはず、
私としても、
ストイックで、
勝つために、全ての細部にまでこだわる！

そんなイメージのJPさん。

いつも、
「理論的に考えると、エアコンを消せば、
少しでも車のパワーが上がる。

それは理論上だけの話だが、

それが例え0.00001%上がるだけの話だとしても
少しでも勝ちへの可能性を上げたい」　

と言っていて、

今回の長いレースでも
2、3回、ごく短時間しかエアコンをつけなかったそうです。

そんな、マシンから降りた時のJPさんの顔は
ゆでダコのように真っ赤で、汗だくでした。

いやー、もう本当に、、
Mr.ストイック！！！

おめでとうございました。

そんなJPさんを
尊敬してやまないのが
相方の名取選手。

オリベイラ選手を尊敬してやまない相方の名取選手

レース後のオフショットをパシャリ。

名取選手は、取材に行くと必ず、

「レース人生の最後まで、相方はJPさんがいい、
そう思うくらい好きだし尊敬している」

とコメントされます。

対するJPさんも、
名取選手の速さを絶賛しているので

ラブラブですね。微笑ましいです。

実は岡山で脅威の17台抜きをしていた
名取選手ですが、

荒れたレースで結果に結び付かず
かなり悔しがっていました。

今回のレースでは必ず良い所を見せると意気込んでいたので

有言実行でGT初優勝！

おめでとうございました。

ちなみに、開幕戦の岡山の帰りに
家の鍵をなくした名取選手。

家に入れず業者を呼んで
家に入れたのは朝方近く。

今回は鍵を忘れず無事早めに帰宅できたのでしょうか？？

心配です笑笑

そんな優勝したお2人のチームを支えるマネージャー陣お2人の写真もこちら。

56号車を支えるマネージャーせなさん（左）と阿藤さん（右）

左からせなさん、阿藤さんです！
私も選手のインタビューのアレンジなどでいつもお世話になっているお2人です。

せなさんはこう見えて、とっても力持ち！！

前回の岡山でリアライズのメカさん達が
腕相撲大会をしているところに、、

私も参加させていただいたのですが（←なんでやねん）

両手のハンデを貰っても
勝てなくて惨敗、、笑　

一方せなさんは両手ではありますが、
なんなくムキムキの男性メカさんとの勝負に
勝ちまくっていて
ピット裏で歓声が沸き起こっていました笑

そんな頼れる女性マネージャー陣の支えもあってか、
今回もその強さが光ったリアライズ。

今回同チームで500クラスの24号車は、

最後、突如のアクシデントによる接触で
残念な結果となりました。

マシンから降りてきた平手選手の目には涙が、、

目が合った時、あまりの状況で声をかけられず
ピットを後にした私でしたが、、

レース後お話しさせていただいた時、
その平手選手の目は、
次戦を見据えてすでに闘志を宿していました。

さあそしてもう一ネタ！！！

表彰台獲得したGT500クラス17号車、Astemo。バチバチの熱いバトルを繰り広げた塚越選手です！

タイヤ同士が当たるかのような、
ヒヤヒヤドキドキのそのバッチバチのバトルから、

J SPORTSの実況のサッシャさんが中継で塚越選手を

「キス魔」と命名されていました（笑）が、、

それは恥ずかしいのでやめて下さいとコラムに注意書きしといて！！！！！！との本人から
リクエストがありましたので笑笑

　　　　　　↓

（※恥ずかしいのでキス魔はNGだそうです!笑）

そんな塚越選手と、メカニックさん3人のレース後のお写真をパシャリ。

塚越選手と3人のメカニックさん

通常のメカニック作業に加えて、
タイヤの内圧やタイヤについているゴムのお掃除などをして下さっていると言うお三方。

そんな人たちの支えがあるから
我々ドライバーはいいコンディションで走れるんだと笑顔で
お話ししてくださった塚越選手。

次戦も熱い○○魔なバトルを期待してます！笑笑

あれ、言っちゃったw

そしてそんなGT500クラスのウィナー36号車au TOM's。

5月は坪井選手の誕生日なので、
優勝を自分のプレゼントにしたいとのお話がありまして、

そんな坪井選手へ、相方の宮田選手は優勝とドンペリのプレゼントを約束していたのですが、

優勝についてはまさに有言実行。

一方ドンペリは果たしてどうなるのか？　

お2人がドンペリで乾杯したのかどうか、
後日談が気になります。

と、今回もかなり長くなりました。そろそろ文字数怒られそうなのでこの辺で笑笑

次回もお楽しみに〜！