人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2023年2月3日

スロットカーの3ワイドに大歓声!!

今日も今日とてプッシュ&ルーズ by 高橋 二朗
  • Line

会場には高橋国光氏がドライブした歴代のマシンが追悼展示されていた。

小欄でもお伝えしましたが、ボクのモータースポーツイベント事初めは、1月28日に横浜のBANPROで開催された「第15回レジェンドドライバー・スロットカーレース大会」でした。コロナ禍の中で2021年は、開催を見合わせたのですが、この第15回大会は、5年ごとのシリーズチャンピオン第3回決定戦となっていてダブルタイトルが掛かっていました。

この大会は、スロットカーのエンスージェスの団体Modelcar Racing Fan Club(MFC)が主催。競技車両は、参加ドライバーの現役時代にステアリングを握ったマシンをMFCの皆さんが準備していただき、各ドライバーの要望に応じてセッティングの変更、クラッシュした場合のリペア、メンテナンスも即行っていただいている。今回は、コース外に飛び出て大きなダメージを負った車両が多く、MFCの皆さんはてんてこ舞、大活躍。競技中は、コース管理、スピン車両のコース復帰などなど、こちらも大変お世話になり本当に有難うございました。

競技は、6名が1ブロックとなり、コースを変えながら3分間のセッションを連続3回。A.B.Cの3ブロックが各6セッション行い、順位に与えられるトータルポイントを集計しランキングを決定。

1周10秒前後のタイムでラップするので、安定した走行ならばセッションの周回数は18周が可能な計算ですが、単独スピンや他の車両のコース離脱に巻き込まれたりしたら、大きなタイムロスになってしまう。アクセルワークに似たコントローラーの微妙なフィンガーワークがものをいう競技なので、3分間のセッションがなんと長く感じられたか…。3連続のセッションは、精神的にかなりハードでした。スロットカーの世界は奥が深い事を今回もとてもとても実感させられた次第。

えっ?ボクの順位ですか。18人参加の17番目。昨年大会に続いて安定のブービー。用意していただいたLola T70は、当初少しオーバーステア気味だったので、MFCのメンバーさんに頼んでセッティングを変更していただき、修正されたのですが、腕の方の修正は…。実行委員長の鮒子田寛さんに「相変わらず下手っピーやな」とお言葉を頂戴しました。

Cブロックの最終セッションは、圧巻。長谷見昌弘選手(ミノルタ マーチ)、柳田春人選手(フェアレディ240Z改)、そして鮒子田選手(オンワード シェブロン)が3ワイドで何周もトップ争い!!!会場では大きな歓声が沸き起こっていました。レジェンドの皆さんのレーシングスピリットと集中力、テクニックは、衰えず!すごかったです。

豪華メンバーが一堂に揃った。

第15回の優勝者は、今回ゲスト出場のロニー・クインタレッリ選手。そして第3回目のシリーズチャンピオンは片桐昌夫選手(エバカンナム)でした。以上、報告まで。

文:高橋 二朗

高橋 二朗

高橋 二朗

日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ