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モーター スポーツ コラム 2022年12月7日

モータースポーツのホットなストーブリーグが始まった

今日も今日とてプッシュ&ルーズ by 高橋 二朗
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来シーズンの動向が注目される笹原右京

数日前、日本がグループリーグをトップで突破して歓喜に沸いたW杯。試合の直後にスペインの友人が祝Whats Appを送ってくれた。
「日本凄い!共に決勝トーナメントで頑張ろう」と。
そして、昨日(12/6)に日本が敗れ、今朝(12/7)にスペインが敗れ、同じグループは、全て敗退。W杯観戦のモチベーションがかなり下がってしまいましたね。

モータースポーツでは、SUPER FORMULA LIGHTS(SFL)とSUPER FORMULA(SF)の今年最後のテスト(ルーキーテスト)が鈴鹿で始まった。両シリーズのテスト参加ドライバーの顔ぶれを見ると、近年にないものとなっていて、興味が湧いた。と、いうボクは現場には居ず、ネットの情報を見て事務所でフムフムと思いを回らせている。外国人ドライバーの参加が多い。ジパングにようこそ。そろそろシリーズの名称もフォーミュラ・ジパングにしてはどうだろう。

TEAM MUGENからテスト参加をしたリアム・ローソン

SFでは、参加ドライバーリストにチャンピオンの野尻智紀選手の名前が無かったのにビックリ、他にホンダ系では、牧野任祐選手、大湯都史樹選手の名も無い。多分、来シーズンにはエアロパッケージが変わることがそのワケではないかと思っていたが、初日の情報では、その思惑通り、現行パッケージでのテストの必要性を感じないことが各チームにあることが確認された。
そして、すでに体勢が発表されているトヨタ系のチームでも興味深いドライバー起用がされていて、TEAM MUGENで昨シーズン2勝をマークした笹原右京選手がトムスのシートに収まってテスト参加するというのには、またまたビックリ。ホンダは、2023年のモータースポーツに関する発表はまだ行なっていないので、分からないのだけれど、右京選手の動向が注目されるところ。11月末にトヨタ系の2023年SF参戦体勢が発表されているけれど、その時、トムスの36号車のドライバーは空欄。表面のテスト状況とは別に水面下では、何かが動いているのかもしれない。と、いうことは例年以上に2022-2023のストーブリーグは、ホットな状況なのであろう、多分・・・。

SFLの初日では、野中誠太選手が全セッションでトップタイムとなっていた。彼は、SUPER GTのテストで大クラッシュして、体を痛めてしまい、シリーズの後半は不本意な戦いを強いられていた。フルシーズン参戦となって開幕戦で優勝、2位1回、3位7回。年間ランキング4位。来シーズンは、木村偉織選手とのチャンピオン争いが展開されると期待しているドライバー。潜在能力は当然のように高い。スタート、そして勝負強さが備わった時に彼は、覚醒すると信じています。

文:高橋 二朗

高橋 二朗

高橋 二朗

日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

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