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成人式も終わりましたね。
小欄で何度も書いたと思います。僕は、成人式には出席していません。
二十歳。当時、何をして良いのか分からずにフツフツとしていました。浪人中で世間の目からできるだけ隠れて生活していました。当然、親は、そんな出来の悪い息子を呆れて見ていました。と思う。
さて、先週末に行われた東京オートサロン(TAS)は、3日間で33万人以上の来場があったと聞きます。来場者記録を再び更新したようです。おめでとうございます。このところTASの場で自動車メーカーのモータースポーツ計画が発表されることが多くなってきました。今年もトヨタさん以外は国内&海外の2020モータースポーツ活動計画を発表していました。ここで正式なドライバーラインアップが明らかになったわけですが、自動車メーカーのロゴの入ったお揃いのシャツを纏って我々の前に登場したドライバーたちの晴れ姿・・・。しかし、そこに至るまでには色々と紆余曲折があってやっと登壇できたドライバーも少なくないはずなのです。
レーシングドライバーにとって大事なこと、プレスコンファレンスを見ながら考えていました。
鈴木亜久里氏とこのテーマで以前話したことがあります。
「ドライバーのチョイスは、速いことに尽きるね。嫌なやつだろうが、どうしようもない奴だろうが、速ければいいんだよ。性格が良い奴でも、遅かったらドライバーとしては、どうしようもない」
あらためてレーシングドライバーという職業の厳しさを考えさせるコメントを思い出していました。
あるメーカーでは、ドライバーの顔ぶれが変わり、世代交代が行われてもいます。詳しくは、デジタルメディアをはじめ、いろいろなニュースでご確認くださいね。
そして、この文章を書いている自分の今シーズンはどうなるのか。まずは、仕事のために必要な年間プレスパスの申請を行なっています。昨シーズンにどれだけの仕事をしてそれがきちんとメディアに発表されているかを証明して、申請が受け入れられるかを待ちます。そして、今シーズンどのような仕事のオファーがあるか・・・。現時点では白紙です。何年経ってもこの状況は変わりません。TASの会場で関係者に挨拶を交わしながら、モータースポーツの現場で本当に顔を合わすことができるかどうかは全くわからないので、言葉を交わしながら物凄く虚しさが湧いてくるのを抑えながら、多くの方と会いました。
年頭に複数の先輩が逝去されました。生前にお世話になったことへの感謝を念じ、ご冥福を祈ります。ここから数ヶ月、静かに蟄居して蟄居し、暖かい春を待ちます。
文:高橋 二朗
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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