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このエッセイを3月6日に書いています。
気がつくと【啓蟄※1】でした。
以前にも同欄でこの啓蟄にちなんでモータースポーツがらみで書いたことを記憶しています。
冬眠していた動物や昆虫達が目覚めてモゴモゴする時期ですね。今年もこの時期にモータースポーツ界は国内で本格的にモゴモゴ。
先週末に鈴鹿で行われたイベントに顔を出して参りました。
コアモータースポーツファンの皆さんはご存知、恒例の鈴鹿の「ファン感」=ファン感謝デー。今年は、鈴鹿サーキット(モビリティランド)とトヨタ、そしてホンダがタッグを組んで「モータースポーツフェス2019 SUZUKA」を開催。鈴鹿サーキットの場所で、2メーカーが展開する2輪、4輪がパフォーマンスを披露してくれたのですが、イベントのオープニングセレモニーでトヨタの豊田章男社長が直前のWRCで優勝したYaris WRCのステアリングを握り、ホンダの八郷隆弘社長がEWCのチャンピオンマシンCBR1000RRにまたがって東コースを一周してグランドスタンド前に登場するという演出でグランドスタンドを埋め尽くしたファンがどっと沸いた!
Super GTのデモラン、デモレース。そして、Super Formulaの最新マシンSF19のテスト車両以外が初めてサーキットにお披露目された。日本で初めてHELOを装着されたマシンが疾走!いよいよ2019年のシーズンも始まるなと!ここいらから気合いを入れて行かないとなりません。
モーターフェスが終わって、同鈴鹿サーキットにおいて月曜日から2日間に渡ってSF19発の合同テスト。コンディションは、ベストではなかったけれど、今シーズンからステップアップを果たし、Nakajima Racingからエントリーしているアレックス・パロウ選手が1分35秒9のトップタイムを叩き出した。
他のサーキットで行われきたテスト車両による走行で秒単位のタイム更新が果たされているので、今回の合同テストでもすごいタイムが出るのだろうと予想していたのですが、やっぱし!という感じですね。昨シーズンの予選ベストタイムが1分36秒9でしたから、この時点で1秒更新していることになります。まだセッティングも完全ではないでしょうから、開幕戦の4月21日の予選でどのくらいのタイムが出るのか楽しみとなってきましたね。
大幅にドライバーランアップがシャッフルされた2019年のSuper Formula。外国人ドライバーの数も一気に増えた。バブル経済真っ只中の時代を彷彿させるような国内トップフォーミュラが活況を呈してきたのかな?そうに違いない?そう願いたい!そうあってくれ!
※1啓蟄(けいちつ):二十四気の一つ。陽暦の三月五日前後。
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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