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早いもので1月もあっという間に終わろうとしていますが、吉報、快挙の報が海外からもたらされましたね。
一つ目は、デイトナ24時間レースにウェイン・テイラー・レーシングからフェルナンド・アロンソ選手とともに参加していた小林可夢偉選手が見事に優勝。初参加のデイトナでそれも難しいコンディション下で得た勝利。かつて、このレースで日産R91CPを駆って1992年に優勝した長谷見昌弘さんは、「デイトナは、他のレースに比べようもなく大変なレース」とコメントしています。「バンクらからインフィールドへ入るとクラス違いの速度の異なるマシンが走っていて、当時は照明も少なくて、自分のライトだけが頼り。そしてバンクに戻る。そこで休めると思うでしょ。とんでもない。物凄い縦Gと横Gで体にストレスがかかる」と。
小林選手は、ルマン24時間やスパ24時間レースでの経験はある。しかし、全く異なるキャラクターのデイトナで勝ったというのは、別物。それも初参加! 素晴らしい! Great! おめでとうございます。
そして二つ目。
女性ドライバーの小山美姫選手が一歩前進!
今年から始まる女性ドライバー世界一決定戦というべき、Wシリーズへの参加を表明している小山選手。まずは、書類選考で世界中から54名の女性ドライバーが選ばれた。その中で彼女は唯一の日本人ドライバー。オーストリアで行われた3日間の第一次選考では、いろいろな項目でテストされ、最終日にはツーリングカーによって一対一の勝ち抜き戦を行い、彼女がトップを獲得。一回目のふるいにかけられて28名の中に残ったそうです。次に彼女を待ち受けているのは、3月にスペインで同シリーズに使用されるタトゥースT318のF3マシンを用いて第二次選考テストが行われて18名が選考されて5月の開幕戦を迎えることになるのです。
1月9日に開催した、ボクの所属する日本モータースポーツ記者会の夜会、モータースポーツナイトにも、2019年に期待のかかる若手選手として小山選手を招いて紹介、スピーチをしてもらいました。
彼女は、これまでに会った女性ドライバーの中では、ずば抜けたファイティングオーラを発していると感じています。決して気持ちだけで突き進む行動が空回りしているわけではなく、自分の設定した目標に向けてとことん努力を重ね、全力を尽くすタイプです。
彼女のブログ内にありました。
「正直、過去に経験したことのないくらいの、自信が無い自分がいました。(中略)途中から自分で不可能な挑戦をしているのでは無いかと怖くなることがありました。いつでも“無理だろ”って言われていることを可能にしてきたことを忘れかけていましたが、応援してくれる皆様のお陰で、前向きにさせてくれました。ファイティングスピリットを自分の中で失ったら、それは小山美姫じゃないと」
第二次選考の突破を祈ります。
GoファイトGo 小山選手 ファイト! Go Go Go!
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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