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新年が明けると、いきなりセコセコしてまいります。
9日には、所属している日本モータースポーツ記者会の「Motorsport Night 2018-2019」という夜会を催し、2018年シーズンに顕著な成績を残し、そして、今後に期待をかけるドライバーに対して授与させていただいています「JMS AWARD」に山本尚貴選手を選出。銀皿に名を刻印して副賞の賞金と共に授与させていただきました。そして、同特別賞はTOYOTA GAZOO Racingさんに授与しました。
11日、13日は、東京オートサロン(TAS)へ出張って、各メーカーさんのモータースポーツ参戦計画発表を取材と年始挨拶。
12日には、フォーミュラeのシーズン5、第2戦。モロッコ、マラケシュのレースをJ SPORTSのスタジオにて解説させていただきました。解説といっても、実際のフォーミュラe車両は、前日のTASの日産ブースで展示されていたGen2車両を舐めるように見ただけなので、49%物見遊山状態。ギャラをいただくので、51%は、仕事として頑張りました。
で、ですね。Gen2マシンは、物凄い進化を遂げています。シーズン1から4までのGen1はご存知の通り、バッテリーの容量が足りずに1レース中で2台のマシンを乗り継ぎ、ゴールを目指していましたね。ピットインしてドライバーが素早くマシンから飛び出て乗り換える様は、滑稽に見えた(失礼)。
そして、フルモデルチェンジしたGen2は、1レースを十分に走りきれるバッテリー容量とパフォーマンスアップして速さも増しています。新たなゲーム性も加味されて、アタックモードというエキストラパワーが付加されることになった。アクティベートゾーンを通過すると25Kwhが付加される。それは、馬力にして34馬力弱。人気投票=ファンブーストの25Kwhも得られれば50Kwh=約68馬力がプラスされる。アタックモードを得るアクティベートゾーンの設定はなんと、テレビゲームのマリオカートのキノコアイテムをゲットするとパワーアップするというシステムを導入しているというから面白い。
そして、レース自体は、とてつもなくコンペティティブになって、かなりエキサイティングに変貌している。参加チームも増えて、e DAMSチームに日産の名が明記されている。ドライバーの顔ぶれもF1経験者が増えて豪華。ビッグネームが続々とエントリーしてきている裏には、ドライバーフィーがとてもとても高額であるという状況があって。今後には、シートの争奪戦が激しくなるのではと予想されます。
タイムリーなニュースも飛び込んできましたね。そう、東京都がフォーミュラeレースの開催誘致に向けて調査を開始する。実際の開催はまだどうなるか? しかし、今シーズンのフォーミュラeの番組観戦は是非、是非、是非オススメします。ハイ!
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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