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モーター スポーツ コラム 2018年10月9日

トヨタがホームコース富士へ凱旋。1-2なるか?

モータースポーツコラム by 皆越 和也
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シルバーストーン6時間

プロトタイプカーとGTマシン、4クラスの混走による世界耐久選手権(WEC)のスーパーシーズンの第4戦「富士6時間」が、静岡県小山町の富士スピードウェイにおいて10月13~14日に開催される。その決勝の模様はJ SPORTSで生中継J SPORTSオンデマンドでもLIVE配信される。

ル・マン24時間を初制覇した後のシルバーストン6時間は、連戦のトヨタ1-2で終了したと思いきや、まさかの2台共失格という翌朝の報道に驚いたかもしれない。トヨタファンは気を取り直しての地元大会開催だ。

今回のエントリーはLM P1が8台、LM P2が7台、LM GTE Proが10台、LM GTE AMが9台の計34台。LM P1はトヨタの独走が見込まれるが、7、8号車のどちらが優勝するか? 速さでは引けを取らないものの何かが起きる7号車が勝てるのかもお見逃しなく。もちろん8号車をドライブするフェルナンド・アロンソの走りもぜひ注目しておきたい。トヨタは過去のWEC富士6時間、6大会で5回の優勝を果たしており、今回もまた圧倒的な走りを披露してル・マン制覇の凱旋を果たしてもらいたいものだ。

トヨタ以外ではレベリオン・レーシングの1号車にアンドレ・ロッテラー、バイコレス・レーシングの4号車にトム・ディルマンとジェイムズ・ロシター、SMPレーシングの11号車にジェンソン・バトンら“全日本組”も参加するので、トヨタ以外のLM P1クラスにも興味を持って観戦できることだろう。彼らがどこまでトヨタに肉薄できるか?

LM P2クラスではラルブル・コンペティションの50号車に井原慶子が加わったのが大きなトピックだろう。世界を戦う女性ドライバーの先駆者である井原が、4年ぶりのWECをどう戦うのか?

LM GTE ProはBMW M8 GTEとアストンマーチン・バンテージAMRが日本初登場。SUPER GT/GT300を走るBMW M6 GT3とのサイズの違いをチェックしたり、アストンマーチンのスタイリングも細かく見ておきたいものだ。レースは今回もフェラーリとフォードのバトルになるのか? ポルシェがどう絡むのか? 自動車メーカーワークスのバトルにはぜひ目を向けておいていただきたい。

LM GTE Proでは、今回デンプシー-プロトン・レーシングの88号車ポルシェにポルシェカップチャンピオンでありS耐でもポルシェで1勝を挙げている星野敏がスポット参戦を果たす。これでこのクラスの日本人ドライバーは、澤圭太(61号車フェラーリ)、石川資章(70号車フェラーリ)の3名に。それぞれの母国レースでの活躍ぶりも見ておきたい。今回は日本開催のレースのために、テレビ中継は昼間にオンエアされる。週末の午後はたっぷりとレースが楽しめそうだ。

皆越 和也

皆越 和也

1961年熊本県出身。1980年代後半に富士スピードウェイで観戦した「WEC in JAPAN」で四輪モータースポーツに目覚め、モータースポーツ専門誌編集部等を経てフリーランスのフォトライターに。SUPER GTは全日本GT選手権がスタートした1993年より、ほとんどのレースを現場で取材している。

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