人気ランキング

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム一覧

サッカー&フットサル コラム 2026年3月30日

高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ2026 昇格チーム紹介

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
  • Line

 

全国各地から24チームの強豪が集い、東西に分かれて覇権を競う高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2026。4月4日に開幕を迎える高校年代最高峰のステージに、今シーズンも4チームが“昇格組”として飛び込んでくる。唯一のEAST所属は初めてプレミアの舞台に挑むベガルタ仙台ユース(宮城)。一方のWEST所属にはジュビロ磐田U-18(静岡)、東山高校(京都)、米子北高校(鳥取)といずれも復帰組が顔を揃える。そんな彼らの四者四様の横顔をご紹介していこう。

トップチーム昇格を果たした古屋歩夢と永井大義を擁し、8度目のプレーオフ進出で、とうとうプレミアリーグで戦う権利を手繰り寄せたベガルタ仙台ユース。「宮城のサッカー界というか、東北のサッカー界も元気があるということを、もっと全国に対して発信したいんです」と語る地元・宮城出身の加藤望監督に率いられたチームは、新たな歴史を刻む1年に高いモチベーションで挑むことになる。大半の主力選手は卒団したものの、昨季から守護神を託されている渡邊航聖や、最終ラインで存在感を放つ鑓水桜雅が守備陣を束ね、キャプテンの石山葉琉と中学3年時から主力を張る小澤春太が中盤に君臨。最前線にはJリーグ選抜に選出された佐々木亮が構える。「プレミアはベガルタ仙台として初挑戦なので、チャレンジャー精神を持って、常にアグレッシブに、常にアクションをし続けて、貪欲に勝ち続けていきたいと思います」と話すのは石山。ベガルタゴールドのユニフォームを纏った俊英たちが、杜の都からプレミアに新風を吹き込む。

ベガルタ仙台ユース

プリンスリーグ東海を2位で潜り抜け、プレーオフでは札幌大谷高校を大逆転で打ち破り、RB大宮アルディージャU18には5-1で快勝。3年ぶりとなるプレミアリーグ復帰を決めたジュビロ磐田U-18は、意欲にあふれたプレシーズンを過ごしている。昨季途中でトップの指揮官にスライドした安間貴義監督が、改めてU-18に帰還。「ウチはみんな思ったことを言うので、“世論”で生きているチームではなく、“社会”で生きているチームです」と言い切る姿勢も興味深い。選手に目を向けると、プロ契約締結も発表されたキャプテンの西岡健斗が中盤を取りしきり、年代別代表も経験しているエースの奥田悠真が攻撃の中心に。さらにトップの練習にも参加している平岩煌麻やU-17W杯出場を狙う西野陽向など、ディフェンスラインにも実力者が居並ぶ。「チームとして5位以上という目標を掲げているので、そこはマストで達成したうえで、より高みを目指していければと思います」(西岡)。帰ってきたサックスブルーの躍動が、今から非常に楽しみだ。

ジュビロ磐田U-18

 

関東王者の帝京高校、東北王者の尚志高校と、高体連の強豪校を相次いで撃破し、北中米W杯での活躍も期待される鎌田大地を擁した2014年以来、12年ぶりのプレミアリーグ復帰を果たした東山高校。Jリーグでのプレー経験を有する福重良一監督は「プレミアは去年WESTで優勝したヴィッセルや、選手権で優勝した神村学園がホームに来るわけで、京都の3種、4種のこれから高校サッカーを目指す子たちが、『こういうチームが日本にはいるんだ』とわかってくれたらいいですよね」と地域に与える影響を口にする。チームを束ねるのは、昨年から正GKを任されている麻生太朗と、左サイドバックの位置で攻守にハードワークできる原達輝のダブルキャプテン。攻撃面では左サイドから果敢に仕掛ける清水柚之介と、プレーオフでも2得点を挙げた岡本明己に注目が集まる。「自分たちはチャレンジャーですし、良い意味で失うものがないので、そういうメンタリティでどんどん積極的にやっていきたいです」(原)。古都の実力者たちは、着々とプレミアを戦い抜く準備を整えている。

東山高校

無念の降格から1年。プレーオフ決勝では、アルビレックス新潟U-18との延長戦までもつれ込む激闘に競り勝ち、堂々とプレミアリーグへ帰ってきた米子北高校。百戦錬磨の中村真吾監督は、「プレミアでしか学べないことはいっぱいあって、そこで戦うことに、そこで勝ちを目指すことに意味があるので、いろいろなことを理由にして、『負けてもしょうがない』と思わないように、少しずつできることを増やしていきたいですね」と今季への意気込みを語っている。チームに軸を通すキャプテンは、U-17日本高校選抜も経験したセンターバックの熊野俊典。さらに守護神候補の高瀬壮太、ボランチとフォワードを兼任する黒崎煌、長身ストライカーの塚田愛心と各ポジションに好タレントがズラリ。「残留を目指すのではなくて、優勝を目指して、そのためには何が必要かということを逆算しながら、チャレンジする気持ちを忘れずに全員で一致団結したら、プレミアリーグでも戦えると思っています」と熊野。どの対戦相手にしてみても、彼らのソリッドなスタイルは間違いなく厄介だ。

米子北高校

文:土屋雅史

土屋 雅史

土屋 雅史

1979年生まれ。群馬県出身。群馬県立高崎高校3年時には全国総体でベスト8に入り、大会優秀選手に選出。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー&フットサルを応援しよう!

サッカー&フットサルの放送・配信ページへ