人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2024年12月5日

4チームが味わえる昇格の歓喜を目指して 高円宮杯プレミアリーグプレーオフ プレビュー

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
  • Line

プリンスリーグ関東を圧倒的に制した東京ヴェルディユース

高校年代最高峰のリーグ戦、『高円宮杯 JFA U-18プレミアリーグ』。そのステージへと挑戦するための権利を巡るプレミアリーグプレーオフが、今年も広島で開催される。参加するのは16チームで、昇格できるのは4チーム。4分の1の狭き門を突破するため、各地域のプリンスリーグで好成績を収めた全国の兵たちが、1年間の集大成として90分間+90分間の決戦に臨む。

J SPORTSでは昇格の決まるプレーオフ2回戦をオンデマンドで配信する。それに先立ち、既に組み合わせが発表された各ブロックを展望していきたい。

J SPORTS オンデマンド番組情報

Aブロックは東京ヴェルディユース(関東1/東京)、日章学園高校(九州2/宮崎)、北海道コンサドーレ札幌U-18(北海道)、カターレ富山U-18(北信越/富山)が顔を揃える。

プリンスリーグ関東を圧倒的な成績で制した東京Vユースは今大会屈指の好チーム。坂巻悠月と川口和也が守備を引き締め、トップ昇格内定の川村楽人が攻撃を牽引。11年ぶりのプレミア復帰を狙う。昨季のプレーオフも経験している日章学園はサウサンプトン(イングランド)内定の高岡伶颯、ベガルタ仙台内定の南創太の2枚看板に要注目。同じく2年連続のプレーオフ進出となる札幌U-18は坂本勘汰、初のプレーオフを戦う富山U-18は小田切祐真と、どちらもディフェンスリーダーの躍動に期待が懸かる。

高円宮杯プレミアリーグ特集サイト

Bブロックは清水エスパルスユース(東海1/静岡)、浦和レッズユース(関東3/埼玉)、ベガルタ仙台ユース(東北1/宮城)、京都サンガF.C.U-18(関西2/京都)と、すべてJクラブユースのチームが集まる格好となった。

プリンスリーグ東海を制した清水ユースはプレーメイカーの矢田龍之介とトップチームに昇格する小竹知恩に加え、既にJ2でゴールも奪っている西原源樹も控えるなど、好タレントを擁して3年ぶりのプレミア復帰が至上命題。浦和ユースはトップ昇格内定のストライカー照内利和の得点力が2連勝への大きなポイントか。7度目のプレーオフ挑戦で初昇格を期す仙台ユースはキャプテンの横山颯大、2年続けてプレーオフ敗退中の京都U-18はプリンスリーグ関西MVPの立川遼翔と、どちらも10番の大黒柱がチームを牽引する。

4年ぶりのプレミア復帰を目指す浦和レッズユース

Cブロックはアビスパ福岡(九州1/福岡)、聖和学園高校(東北2/宮城)、岡山学芸館高校(中国1/岡山)、ジュビロ磐田U-18(東海2/静岡)と個性的なチームが並んでいる。

夏のクラブユース選手権で全国ベスト4と躍進した福岡U-18は、どちらもトップ昇格が決まった前田一翔とサニブラウン・アブデルハナンの強力2トップを抱え、多彩なアタックを武器に6年ぶりのプレミア帰還へ意気上がる。ともに初昇格を目指す高体連組の聖和学園と岡山学芸館も興味深い。ドリブルに定評のある聖和学園は負傷明けのエース安原知希が、3年連続プレーオフ進出の岡山学芸館は10番を背負う太田修次郎がキーマン。磐田U-18は昨季のプレミアでもピッチに立っている渥美慶大、川合徳孟、山本将太がセンターラインに軸を通し、1年での復帰のみが唯一のターゲットだ。

夏のクラブユース選手権では全国4強を経験したアビスパ福岡U-18

Dブロックはガンバ大阪ユース(関西1/大阪)、高川学園高校(中国2/山口)、愛媛FC U-18(四国/愛媛)、横浜F・マリノスユース(関東2/神奈川)が同居する激戦区となった。

夏のクラブユース選手権を制したG大阪ユースは古河幹太、大倉慎平、長田叶羽など2年前のプレミアを知る3年生と、守護神の荒木琉偉やクラセンMVPの山本天翔といった2年生のプレミア未経験組がバランス良く揃い、総合力は大会随一。初のプレーオフ進出を果たした高川学園は、キャプテンの沖野眞之介が守備陣をまとめ上げ、プリンスリーグ四国優勝の愛媛U-18は、2年生ながらプロ契約を締結した島佑成に注目が集まる。横浜FMユースはトップ昇格内定コンビの望月耕平と埜口怜乃が攻守の中心を担い、実力派アタッカーの浅田大翔や白須健斗が鋭くゴールに迫る。

来季の主戦場を勝ち獲るための超重要な180分間が終わった時、歓喜の笑顔を引き寄せている四者は果たしてどのチームか。1回戦は12月6日、2回戦は8日に開催。激闘が約束されているプレミアリーグプレーオフから、今年も目が離せない。


ガンバ大阪ユースは夏のクラブユース選手権で日本一を達成

文:土屋雅史

土屋 雅史

土屋 雅史

1979年生まれ。群馬県出身。群馬県立高崎高校3年時には全国総体でベスト8に入り、大会優秀選手に選出。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ