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サッカー フットサル コラム 2024年5月16日

ポジティブにチームを明るく照らす「山田の太陽」。青森山田高校・小沼蒼珠が引き継ぐ“日本一の次の代”のキャプテンマーク 【NEXT TEENS FILE.】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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「自分はポジティブなところだったり、明るさが武器だと思うので、プレーも見せつつ、声も出して、良い影響をもたらせるようなことを、チームに対して発信していきたいと思っています」。持ち合わせている積極性にあふれたマインドは、どこにいても変わらない。

鹿島アントラーズユースと対戦した第6節のアウェイゲーム。試合を観戦しに訪れていた高校生ぐらいの一団から、「小沼、見た?」「見た!身体凄かったな!」というやり取りが聞こえてきた。本人が望むと望まざるにかかわらず、今シーズンは個人としてもチームとしても、大きな注目を集めて戦う1年になることは間違いない。

開幕3試合で2勝1分けと上々のスタートを切った青森山田だったが、第4節で尚志相手にホームで初黒星を喫すると、そこから昌平高校、鹿島ユースにも続けて敗れ、悪夢の3連敗。ディフェンディングチャンピオンは早くも正念場を迎えている。

シーズン前に小沼が語っていた言葉を思い出す。「毎日の積み重ねが何より大事で、苦しいことをやれば絶対に自分の自信に繋がると思っているので、誰よりも努力したいですし、誰よりも自信を付けて、新しいシーズンに臨みたいとずっと思っています」

こんなタイミングだからこそ、その存在が際立つ時だ。苦しむグループを救うのは、やはりこの男しかいない。ポジティブにチームを明るく照らす『山田の太陽』。充実した90分間の先に仲間と笑顔で喜び合うため、小沼蒼珠は今日も、明日も、明後日も、いつものグラウンドで誰よりも声を張り上げているに違いない。

 

文:土屋雅史

土屋 雅史

土屋 雅史

1979年生まれ。群馬県出身。群馬県立高崎高校3年時には全国総体でベスト8に入り、大会優秀選手に選出。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。

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