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サッカー フットサル コラム 2024年2月15日

「追われる立場」の日本の世界一に向けた戦いが始まる | FIFA ビーチサッカー ワールドカップ UAE 2024 ドバイ 日本 vs. コロンビア プレビュー

サッカーニュース by J SPORTS 編集部
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 FIFA ビーチサッカー ワールドカップ UAE 2024

FIFA ビーチサッカー ワールドカップ UAE 2024

2月15日にFIFAビーチサッカーワールドカップ UAE 2024が開幕する。ビーチサッカーワールドカップは国際サッカー連盟(FIFA)の公式大会になった2005年から今回で12回目。2009年の第5回大会以降は2年に一度行われている。各大陸予選を勝ち抜いた15チームに、開催国のUAEを加えた16チームがビーチサッカーの世界一を懸けて激突。4チームずつ4グループのリーグ戦を行い、各グループ上位2チームが決勝ラウンド(準々決勝)に進出する。

前回の2021年大会ではビーチサッカー日本代表が頂点にあと一歩のところまで迫った。2勝1敗のグループ2位で決勝ラウンドに進むと、準々決勝でタヒチ、準決勝でセネガルを撃破。過去最高位の4位を更新し、初のファイナルにたどり着いた。開催国ロシアとの決勝では序盤こそ2度のビハインドから追いついたが、中盤以降に突き放されて2−5で敗戦。日本のFIFA主催大会での初優勝は持ち越しとなり、ロシアが3度目の優勝を達成した。

今大会、前回王者であるロシアは国際大会への出場を禁じられており不参加となる。当然、優勝争いの筆頭は前回準優勝の日本となるだろう。さらに、国際的なビーチサッカー連盟であるビーチサッカーワールドワイド(BSWW)が集計、発表している世界ランキングで1位のブラジル、2位のスペイン、3位のポルトガルが王座を虎視眈々と狙う。「追われる立場」に転じた日本にとっては前回大会とは全く異なる戦いが強いられる。

グループCに入った日本は、16日にコロンビア、18日にベラルーシ、20日にセネガルと対戦する。グループステージの上位2チームが決勝ラウンドに進めるとはいえ、決して楽観視はできない。世界ランキングで日本はグループ最上位の6位、セネガルは9位と順位も近く、コロンビアは11位、ベラルーシは19位と決して侮れない試合が続く。

グループステージの大事な初戦ではコロンビアと対戦が待ち受けている。コロンビアはワールドカップ初出場ながらレベルの高い南米予選で強豪パラグアイなどを破り、南米3位で世界大会の切符を手にした。予選6試合で挙げた21得点のうち、2/3の14得点を第2ピリオドで挙げている。あくまで一大会の傾向に過ぎないが、試合序盤は相手の出方を見極め、中盤戦で一気にギアを上げるといった戦術的な戦い方ができるというのは間違いない。終盤に失点を重ねた試合もあるが、それでも僅差で勝ち切る試合巧者の側面もある。

日本は茂怜羅オズ選手兼監督を筆頭に、大場崇晃、赤熊卓弥ら前回の準優勝メンバー8人を核としており、2020年の茂怜羅監督就任以降に積み上げてきたチームの土台は盤石なものができつつある。UAE入り後、3試合の国際親善試合を実施し、強豪のスペインと引き分け、大会前最後の試合であるメキシコには5−4で競り勝っている。チームの中心である赤熊卓弥と大場崇晃が3試合連続ゴールと調子を上げて大会に突入しそうだ。

当然ながら、他チームは日本のこれまでの戦いを研究、分析し、対策を講じてくるであろう。その“包囲網”をくぐり抜けるためには新戦力の台頭が不可欠で、特に今回初めてワールドカップに臨む4人の活躍に期待が懸かる。特に、山田貴仁と大谷陸斗のピヴォは2人が攻撃面で結果を残せるかどうかは、初戦はもちろんのこと、世界のトップを目指す上で欠かせない要素となるだろう。

まずはグループステージ突破の行方を占うコロンビア戦から日本の世界一に向けた戦いが始まる。

文:J SPORTS編集部

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