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サッカー フットサル コラム 2023年7月21日

チーム力を維持するための必須条件は段階的な世代交代だ

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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アレックス・マカリスター(アレクシス・マック・アリスター)

リヴァプールの中盤に新たな刺激をもたらすマカリスター。かのマラドーナと “同窓” である

サウジアラビアの攻勢が続いている。今夏の移籍市場に、現地時間7月20日時点で2億ポンド(約368億7600万円)を投入。ヨーロッパの列強は警戒の色を強めているに違いない。

リヴァプールも狙われた。ロベルト・フィルミーノがアル・アハリ・サウジに向かい、ファビーニョもアル・イテハドに新天地を求める公算が大きくなりつつある。さらに、アル・イテハクの監督に就任したスティーヴン・ジェラードがジョーダン・ヘンダーソンを勧誘した結果、交渉は現地時間7月19日に成立した。

フィルミーノは昨シーズン限りで契約満了となり、ヘンダーソンは2025年6月まで、ファビーニョは26年6月まで契約を残しているが、いずれも過渡期を迎えたクラブのなかで、次のキャリアを模索する年齢になっていた。ましてヘンダーソンとファビーニョは、現状の4〜5倍の年俸を提示されたという。心が動くのは当然だ。

また、ナビ・ケイタがヴェルダー・ブレーメンに、ジェイムズ・ミルナーがブライトンに移籍し、アレックス・オクスレイド=チェンバレンも昨シーズン限りで契約が切れている。リヴァプールが過渡期を迎えていることは間違いない。

さて、数多くのMFが退団した穴を補うべく、リヴァプールはピンポイントで強化を図っている。

ブライトンからアレックス・マカリスターがやって来た。契約解除金は3500万ポンド(約64億円)。7500万ポンド(約137億2500万円)といわれていた移籍金をはるかに下まわる大特価だった。

ちなみにマカリスターは10代のころ、ディエゴ・マラドーナ、ファン・ロマン・リケルメ、カルロス・レドンドなど、多くの名手を輩出したアルヘンティノス・フニオルスで基本スキルを磨いていた。

6000万ポンド(約110億円)の契約解除金を支払い、ライプツィヒからドミニク・ソボスライを獲得した。

「走っている列車に便乗するタイプより、列車をみずから押して走らせるような選手が欲しいんだよ、とボスに説得された」

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