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サッカー フットサル コラム 2023年6月14日

任されたタスクは必ず遂行する。サガン鳥栖U-18・堺屋佳介が醸し出す“必殺仕事人”の空気感 【NEXT TEENS FILE.】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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サガン鳥栖U-18・堺屋佳介

それがどのポジションであろうと、どんな時間帯であろうと、自分に任されたタスクは、必ず120パーセントで遂行する。相手が気付いた時にはもう遅い。既にその仕事は丁寧に、確実に、果たされているからだ。

「自分はどこでもできるのがストロングですし、トップチームではどこでもできないと使われないと思うので、どんなポジションでもまずは試合に出て勝負していくことで、もっと良い選手になれるんじゃないかなと思います」。

昨シーズンのプレミアリーグWEST王者、サガン鳥栖U-18が誇る“必殺仕事人”。2023年のチームの10番を背負う堺屋佳介は、いつでも、どこでも、とにかくピッチの上で効いている。

その才能は早くから認められていた。鳥栖U-15時代には3年時の高円宮杯全日本U-15サッカー選手権大会で、キャプテンとして日本一に貢献。U-18に昇格してからも上級生にタレントが居並ぶ中で、1年生の10月にはプレミアデビューを飾り、程なくしてゴールまで決めてしまう。

2年生に進級した2022年シーズンは、さらなる飛躍の1年となった。リーグ戦では一貫してスタメン起用が続き、20試合に出場して3ゴールを記録。川崎フロンターレU-18と対峙したプレミアリーグファイナルでも、当然のように先発で右ウイングを務めると、アグレッシブな姿勢で攻撃を活性化。勝利の一翼を担い、チームメイトと日本一の光景を共有した。

そのマルチプレーヤーぶりは驚異的だ。昨季は4-3-3時の右ウイングや、4-4-2時の右サイドハーフを主戦場に置いてはいたものの、試合によってはインサイドハーフに入ったかと思えば、最前線で1トップを張ることも。さらに試合展開次第ではサイドバックもこなしてしまう。本人は「本当はトップ下とかシャドーが好きなんですけどね」と明かすが、必要以上のこだわりはない。指揮官からすれば、戦い方の幅を広げる意味でも、チームにいてこんなに助かる選手もそうはいないだろう。

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