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サッカー フットサル コラム 2023年5月24日

アルゼンチンで若者たちが覇を競う。眠れない日々がまた・・・

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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「あいつ、まだ19歳なのか」

丸っこいマラドーナのプレーに、筆者の目は驚きと感動で丸くなるしかなかった。

若き日のスーパーヒーローがリードし、後に横浜マリノス(現・横浜Fマリノス)でプレーしたラモン・ディアスが前線で輝いたアルゼンチンは、決勝でソ連(現ロシア)を下して優勝。マラドーナのパフォーマンスに興奮した多くの観衆がピッチに入り、国立競技場のトラックをヴィクトリーランで酔いしれる。当時の日本では考えられないほど、素敵なフィナーレだった。

また、マラドーナとディアス以外ではロナウジーニョ(ブラジル)、ダボル・シュケル(クロアチア)、ティエリ・アンリ(フランス)、アリエン・ロッベン(オランダ)などがU-20ワールドカップの経験を糧にフットボール界の主役を射止め、今大会にもスーパースター候補生がひしめいている。

コロンビアのセサル・アスプリージャ(ワトフォード)とウルグアイのファブリシオ・ディアス(リベルプール)、イタリアのトンマーゾ・バルタンツィ(エンポリ)は、今大会を契機にステップアップする可能性が非常に高い。

日本にも松木玖生(FC東京)、チェイス・アンリ(シュツットガルト)、北野颯太(セレッソ大阪)、福井太智(バイエルン)など、世界で闘える逸材が揃っている。

カタール・ワールドカップ終了からおよそ半年。今度は南米アルゼンチンで若者たちが覇を競う。眠れない日々がまた始まった。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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