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サッカー フットサル コラム 2023年5月12日

2年ぶりの再会はプレミアの舞台で。関東の実力者対決 昌平高校×川崎フロンターレU-18マッチプレビュー【高円宮杯プレミアリーグEAST第6節】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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昌平高校・大谷湊斗

今シーズンからプレミアリーグの舞台へ初参戦を果たしている昌平高校。開幕戦でFC東京U-18と1-1で引き分けると、第2節でも柏レイソルU-18と1-1のドロー決着。第3節こそ横浜F・マリノスユース相手に黒星を喫したものの、続く第4節では大宮アルディージャU18に2-0で競り勝ち、記念すべきプレミア初勝利を手繰り寄せた。

前節で対峙したのは流通経済大柏高校。チームを率いる藤島崇之監督にとっては、習志野高校時代の2学年上に当たる榎本雅大監督との対戦でもあったが、結果は0-2での敗戦。“先輩”の意地に屈する格好となり、現状は1勝2分け2敗の8位とやや苦しい序盤戦となっている。

一方の川崎フロンターレU-18は、ここまで3勝2分けという成績で2位。EAST、WEST通じて唯一となる無敗を続けている。フロンタウン生田のこけら落としとなった開幕戦で前橋育英高校に3-0と快勝。第2節の流通経済大柏戦は後半アディショナルタイムに失点を喫し、勝ち点1を分け合ったが、そこから大宮U18、尚志高校と激突した2試合で連勝を飾ってみせた。

だが、前節の市立船橋高校戦は87分に香取武のゴールで勝ち越すも、90+3分に同点弾を献上し、結果は2-2のドロー。流通経済大柏戦に続いて最終盤での失点で追い付かれており、ゲームクローズの部分に課題が残ったことは否めない。

この一戦では2つのポジションにスポットを当てたいと思う。まずは守備の要のセンターバック。キャプテンの石川穂高と最終ラインでコンビを組む、昌平の“門番”は佐怒賀大門だ。身長は172センチと決して大きくはないが、鋭い読みと対人の強さを生かした高い守備力を有し、チームの要所を任されるにふさわしい実力者だ。

思い出すのは昨年のインターハイ。準々決勝でキャプテンの津久井佳祐(現・鹿島アントラーズ)が負傷離脱したことを受け、センターバックの代役には佐怒賀が指名される。帝京高校と激突した準決勝の試合前に藤島監督が「佐怒賀はサッカー観があるので、面白いと思いますよ」と話した通り、素晴らしいパフォーマンスで相手の強力アタッカー陣に対抗。結果的に試合は敗れたが、代役以上の出来を見せたクオリティは、レギュラーを掴んだ今季も随所に現れている。

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