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サッカー フットサル コラム 2022年12月2日

鳥栖の戴冠か。磐田の意地か。正真正銘のWEST頂上決戦。サガン鳥栖U-18×ジュビロ磐田U-18マッチプレビュー【高円宮杯プレミアリーグWEST第22節】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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楢原慶輝

最終節を目前に控えたプレミアリーグWEST第21節の結果は、両チームにとって対照的なコントラストを描いた。

前半戦から首位を独走してきたサガン鳥栖U-18は、苦しんでいた。17節の清水エスパルスユース戦で後半アディショナルタイムに追い付かれ、3-3という打ち合いの末に引き分けてから6戦未勝利。しかもそのうちの5試合に先制しながら、終盤に逆転を許して負けたゲームが3度もあり、チームは負のサイクルに入っていた。

前節は東福岡高校と対峙したアウェイゲーム。デザインされたセットプレーから、大里皇馬が先制ゴールを叩き出したのが前半9分。以降も押し気味の展開は作り出すものの、最近続いていた逆転負けの嫌な記憶が、頭の片隅によぎらなかったはずはない。ただ、終盤にはU-19日本代表のスペイン遠征から帰国したばかりの、バイエルン・ミュンヘンへの移籍が決まっている福井太智を投入し、1-0で逃げ切りに成功。実に7試合ぶりの白星を逞しく手繰り寄せる。

前田遼一監督が今シーズンから指揮を執っているジュビロ磐田U-18は、いきなり3連勝スタート。最高の開幕ダッシュを決めると、それからも着実に勝利を積み重ね、鳥栖U-18と激しい首位争いを繰り広げる。だが、後半戦はやや勝点を取りこぼす試合も増加。直近の2試合はいずれもリードしていた後半アディショナルタイムに同点弾を叩き込まれ、“勝点2”ずつを失うことになった。

竹田優星

聖地・ヤマハスタジアムにリーグ5連勝と絶好調を続ける大津高校を迎えた前節の一戦は、舩橋京汰のゴールで幸先良く先制したものの、ワンチャンスを決められて同点に。後半にも竹田優星の華麗なループシュートで勝ち越したが、終盤に3点を奪われて万事休す。1試合を残して鳥栖U-18との勝点差が4に開いたため、この敗戦で優勝の可能性が消滅した。

これで覇権の行方は2チームに絞られた。首位の鳥栖U-18と、2位のヴィッセル神戸U-18は勝点40で並んでいる上に、得失点差もわずかに鳥栖が1点上回るだけ。お互いに最終節は勝利することはもちろん、得点もできるだけ多く獲ることが求められる一戦となる。

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