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サッカー フットサル コラム 2022年9月20日

ガンバ育ちの守護神。ジュビロ磐田U-18・森脇勇人が果たした万博への帰還 【高円宮杯プレミアリーグWEST ガンバ大阪ユース×ジュビロ磐田U-18マッチレビュー】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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試合後。3人のGKはとにかく楽しそうに談笑していた。2人はホームチームのトレーニングウェアを纏っており、1人はアウェイチームのユニフォームを汗で濡らしている。

「この3人はメチャクチャ仲が良くて、僕がこっちに帰ってきたら集まって遊びに行くような関係性なので、ただただ友達のトークみたいな感じでゆるく喋っていました(笑)」と話した森脇勇人はジュビロ磐田U-18の選手として、足立優と上西駿大はガンバ大阪ユースの選手として、久々の再会を喜んでいた。

それぞれ別のチームでプレーしていた同い年の3人は、ガンバ大阪ジュニアユースに集う。GKという特殊なポジションで切磋琢磨を続け、3年生に進級するとリーグ戦ではローテーションで起用されることに。横一線のように思えた関係性の中で、しかし森脇だけがユースへの昇格を見送られることになる。

「もうメチャクチャ悔しかったです。決まったのは夏やったんですけど、自分は上の学年の試合にも出ていたし、『上がれるやろ』と思っていたんです。『上がりたい』という意志も伝えていたんですけど、経験したことのない悔しさでしたね。そこから立ち直るのは時間が掛かりました」。

森脇の元には高体連も含めた複数チームからオファーが届いたが、その中からジュビロ磐田U-18へと進む道を決断する。「ユースに上がれへんって決まってから、次の進路を決めるまでにそこまで時間がなかったんですけど、やっぱりユースに上がれなくて悔しい想いをしているので、ユースに行きたいという気持ちを優先しました。ユースというものに未練があったのかもしれないですね」。

森脇は昨シーズンのプレミアに1試合だけ出場しているが、その唯一の試合が10月9日に行われた、万博でのガンバ大阪ユース戦だった。「試合に出ていた人が受験だったりで、ちょうどいい感じで僕にチャンスが回ってきたんですけど、その時はもうチームがどうこうというより、自分にとって特別な試合みたいな感じで、個人的にメチャクチャ緊張しましたし、自分のことばっかり考えていましたね」。

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