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サッカー フットサル コラム 2022年8月29日

まだ若かった日本サッカー~日本サッカーの原点 FRANCE98~

後藤健生コラム by 後藤 健生
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日本は、2022年のカタール大会で7大会連続出場となった。そして、その間に3度ラウンド16に進出したが、3度ともそのステージで敗退している。
つまり、現在の日本サッカーにとって「ラウンド16を突破すること」が目標となっているのだ。そのためには、ワールドカップ本大会で4試合、5試合を戦い抜かなければならないのだ。

日本のサッカーは、大会ごとに一つひとつ経験を積み重ねながらここまでやってきた。だから、24年前にその第一歩を踏み出したフランス大会を振り返ることには大きな意義があると言える。
24年前の日本代表。1990年代には世界の強豪国と対戦する機会も増えてきていた。だが、親善試合とワールドカップでの対戦では、相手の気持ちの強さもまったく違ったのだ。

また、中田英寿がイタリア・セリエAのペルージャに移籍することが決まったのは、このフランス大会の直後だった。つまり、当時の代表選手の誰にとっても欧州や南米の選手との真剣勝負は初めての経験だったのである。

今では日本代表選手のほとんどが海外クラブに所属して、日常的に各国の代表クラスとのプレーを経験しているが、そういう意味でもフランス大会は現在の日本サッカーの原点ともいえる大会なのである。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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