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キリアン・エムバペ
パリ・サンジェルマンが提示した5年(延長オプション1年)という長期の新契約にも、キリアン・エムバペは首を縦に振らなかった。双方は合意点を見いだせず、4年にわたる蜜月がついに終わりを告げた。
エムバペは金銭的な待遇には満足していたようだ。年収はネイマール、リオネル・メッシに次ぐ三番手。しかし、チーム創りに我慢ならなかった、と伝えられている。
この夏、パリSGはメッシを獲得した。稀代のスーパースターとはいえ、35歳になった大ベテランの加入は長期的プランの欠如であり、なぜ自分に託してくれなかったのか、という疑問がフツフツと湧いてきたのかもしれない。
また、ASモナコからパリSGに移籍した際に交わした紳士協定──将来、好条件のオファーが届いた場合は妨害しない──を、アル・ケラフィ会長が無視していることにエムバペが激怒したとの情報も、三度の飯よりゴシップが好きなメディアを喜ばせている。
こうした経緯から、フランスの『RMC Sport』はエムバペの移籍を確信。「相思相愛といわれるレアル・マドリーか、すでに1億5000万ポンド(約225億円)のオファーを提示したプレミアリーグの某クラブなのか」と発信した。
プレミアリーグの某クラブ? マンチェスター・シティがハリー・ケイン(トッテナム)から矛先を変えたのだろうか。ロメル・ルカクを獲得したチェルシーのはずはなく、マンチェスター・ユナイテッドは今夏の市場に1億ポンド(約150億円)以上を投入している。
「とても魅力的なプレースタイル」
エムバペがリヴァプールを気に入っているとはいえ、彼らは健全経営であり、ひとりの選手に1億5000万ポンドもの巨額を投下する公算は大きくない。『RMC Sport』の情報は、市場にありがちなファンタジーなのか。
移籍に関する情報は、出どころで主語が変わる。したがって、すべてを真に受けるわけにはいかない。ただ、来年6月末日を迎えるとエムバペは契約満了でフリートランスファーになる。各クラブにとって “おいしすぎる” 存在になるが、商売上手なパリSGが、金の成る木を無料で手放す愚を犯すはずがない。移籍金が発生するうちに片づける、が正解だ。
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