人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2021年3月26日

快勝した日本代表で絶賛すべきは守備陣。次は、フルメンバーの韓国との対戦を見てみたい

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line

日本代表の試合を観戦するのは、昨年1月のAFC U-23選手権(タイ・バンコク)以来。フル代表の試合となると、2019年11月のベネズエラ戦ということになる。

やはり、日本代表の試合は興奮するものらしく、寝不足が続いていたというのに、深夜に帰宅してもしばらくは寝付けなかった。

それも、相手が韓国であり、日本が3ゴールで快勝したのだから、無理もない。若い読者には「日韓戦」の意味がよく理解できないかもしれないが、僕がサッカーを見始めたころは韓国には絶対に勝てない時代だった。1959年のローマ五輪予選で勝利してから、1974年の日韓定期戦までまる15年も勝てなかった。ワールドカップ予選や五輪予選で韓国に勝つのはなんと1993年のアメリカ・ワールドカップ予選(カタール・ドーハ)を待たなければならなかったのだ。

ちなみに、この予選ではハンス・オフト監督の信頼が厚かった森保一は中盤のバランサーとしてレギュラーだったが、韓国戦には出場していない。

「韓国に勝つ」ということが、僕の世代のファンにとってどれほど重要な意味を持つのか、多少はお分かりいただけただろうか?

しかも、3対0というスコアで、内容的にも完勝だった。

日本の攻撃が絶賛されているようだ。韓国に対して3ゴールを奪ったのだから、当然だろう。しっかりビルドアップして攻撃を作り、2列目、3列目の選手が飛び出していく日本の攻撃は実に印象的だった。先制ゴールを決めたのが、DFの山根視来だったことがそれを象徴している。

しっかりパスをつないで組み立てるかと思えば、ロングカウンターで相手を切り裂いたり、前線からのプレッシングでボールを奪って仕掛けるショートカウンター。多彩な攻撃は、まるでJリーグで川崎フロンターレの試合を見ているかのようだった。

だが、攻撃陣が万全だったとは思えない。本来なら得点を期待したかった大迫勇也や南野拓実が不発に終わったのも事実なのだ。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ