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サッカー フットサル コラム 2021年3月23日

代表ウィークの過ごし方。J1クラブは「ミニブレーク」をどのように活用すべきか?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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2月26日の開幕戦から過密日程が続いていたJ1リーグは、「代表ウィーク」による短い中断期間に入る。4月2日〜4日の第7節までわずか2週間弱の期間ではあるが、この「ミニブレーク」をどのように活用するのかが、これからの各チームの行方を決めることになる。各クラブの監督にとっては一つの手腕の見せ所になる。

各チームとも開幕前の合宿を通じて万全の準備はしてきたつもりだったろうが、いざ開幕を迎えて実戦に臨むと、思った通りのプレーができない。あるいは、期待通りに戦術が機能しない。そんなことがよくある。しかし、リーグ戦がある間は週に1回、または2回のペースで試合をこなさなければならない。とくにミッドウィークにも試合がある場合には、次の試合に向けてのコンディション調整だけしかできず、戦術的な立て直しは難しい。そんな中、たとえ2週間弱ではあっても中断期間は貴重な時間となる。

とくに、開幕で出遅れたチーム、あるいは新監督の下でまだ新戦術が浸透しきれていないチームにとっては、ぜひともこの「ミニブレーク」を態勢の立て直しのために使いたい。

たとえば、6試合で18失点の横浜FCなど守備が崩壊気味のチームにとっては「守備の構築」が急務だ。何が何でも、この2週間弱をフルに活用して守備戦術の徹底を図りたい。開幕からわずか1か月ではあるが、全38節で行われる今年のJ1リーグも実はすでに6分の1近くが終了していることになる。現在、低迷しているクラブにとっては、この「ミニブレーク」で立て直しがきかないと、今後の戦いはかなり厳しいものとならざるをえない。

また、新型コロナウイルスの感染者が出たことによって、まだ1試合しか消化できていないガンバ大阪もこれからは難しいシーズンになりそうだ。

活動を休止していたG大阪は、ちょうど「代表ウィーク」に入ったたタイミングで3月23日に活動を再開したというが、試合から遠ざかっていた分、2週間を使ってコンディションを上げていかなければなるまい。そして、再開後は未消化の試合をこなす必要が出てくるため、かなりの過密日程となることが予想される(G大阪はACLも控えている)。過密日程をこなしながらいかにして勝点を積み上げていくのか。目標の再設定と、今シーズンのプランの練り直しが必要となるだろう。

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