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リーズのビエルサ監督
今週末、プレミアリーグの注目カードはノースロンドン・ダービーである。したがって……といいたいところだが、筆者は生まれついてのへそ曲がりだ。チェルシー対リーズも興味津々のカードである。
リーズはとにかくよく動く。試合開始から後半の追加タイムまで、走りっぱなしだ。当然、パスコースは増える。相手DFラインが乱れる。チャンス到来。シュートに正確性を欠き、総得点はリーグ10位の15に留まっているものの、そのアタッキング・フットボールはエンターテインメント性が実に豊かだ。
アウェーではあるが、入れ代わり立ち代わりチェルシー陣内に進入し、揺さぶってくるに違いない。古巣との対戦に意気込むパトリック・バンフォードがプレスの先兵として奔走し、二列目も連動してチェルシーDF陣に襲いかかる。MFカルヴィン・フィリップスが操る長短・緩急自在のパスも、何度となくチャンスを創出するだろう。
対するチェルシーは守りが安定してきた。エトゥアール・メンディが先発GKに起用された6節のマンチェスター・ユナイテッド戦から、5試合で1失点。4回のクリーンシートも記録している。レンヌからやって来た新GKは、公式戦12試合のうち9試合で無失点だ。プレミアリーグ5節までは11失点。ケパ・アリサバラガとの定位置争いは、早くも決着したといって差し支えない。
また、チアゴ・シウヴァが周囲の予想よりも早くプレミアリーグのプレー強度にフィットしたため、最終ラインも崩れなくなってきた。右からリース・ジェイムズ、クルト・ズーマ、T・シウヴァ、ベン・チルウェルに固定された4バックが、リーズ戦でも先発に名を連ねる公算が非常に大きい。
さらに、チェルシーの巨大戦力は大胆なローテーションが可能だ。チャンピオンズリーグのセビージャ戦(アウェー)に出場し、4ゴールを挙げたオリヴィエ・ジルーをベンチに温存しても、67分で退いたカイ・ハヴァーツ、クリスティアン・プリシッチをスターターで起用できる。セビージャ戦で出場機会のなかったタイミー・エイブラハムはなおさらだ。リーズ戦までの試合間隔は中二日だが、体力的な負担はある程度、軽減できるはずだ。
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