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トッテナムのソン・フンミン
◆GK
アルフォンス・アレオラ(フラム←パリ・サンジェルマン)
◆DF
ネウソン・セメド(ウォルヴァーハンプトン←バルセロナ)
ガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル←リール)
ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ←ベンフィカ)
ベン・チルウェル(チェルシー←レスター)
◆MF
ドニー・ファン・デ・ベーク(マンチェスター・ユナイテッド←アヤックス)
ハメス・ロドリゲス(エヴァートン←レアル・マドリー)
ティアゴ・アルカンタラ(リヴァプール←バイエルン)
ガレス・ベイル(トッテナム←レアル・マドリー)
◆FW
オリー・ワトキンズ(アストンヴィラ←ブレントフォード)
ロドリゴ(リーズ←バレンシア)
今シーズン、移籍したメンバーだけで期待度コミコミのプレミアリーグ・ベスト11を作ってみた。
出戻りから稀代のパスマスター、さらにリヴァプール戦でハットトリックを達成したワトキンズまで、われながら興味深い人選である。ちなみに同企画の特色ともいうべき “縛り” は1チーム1名まで。大量補強のチェルシー様、申し訳ござらぬ。
さて、ハメス、アラン、アブドゥライ・ドゥクエといった即戦力を獲得したエヴァートンとともに、トッテナムも移籍市場の勝ち組だ。GKジョー・ハートはホームグロウン枠を満たし、DFマット・ドハーティは薄っぺらかった右サイドに秩序と安定をもたらすに違いない。また、左サイドにはスピード豊かなセルゲイ・レギロンがやって来た。
そして中盤センターをピエール=エミール・ホイビュアが的確な状況判断とボールさばきで締め、カルロス・ビニシウスはハリー・ケインの負担を軽減するストライカーだ。サポーターの郷愁を誘ったガレス・ベイルも含め、的を射た補強を図っている。
こういった新戦力にソン・フンミン、ジェオバニ・ロチェルソ、モハメド・シソコ、そしてケインといった現有勢力が呼応すれば、6~8位をうろうろしまくっていた昨シーズンのような愚は犯さないだろう。
ヤン・ベルトンゲンがベンフィカに去り、計算できるのがトビー・アルデルバイレルトただひとりのCBは気がかりだ。ダビンソン・サンチェスは相変わらず運動能力のみを頼りにし、最終ラインのエリック・ダイアーからは疑問符を消し去れない。
それでも、基本的には複数のローテーションを可能にする陣容を整え、2シーズンぶりとなるトップ4返り咲きの準備は着々と進んでいる、といって差し支えなさそうだ。
4節のユナイテッド戦でも1-6の大勝を収めている。相手FWアントニー・マルシャルがわずか28分で退場になり、敵将オーレ・グンナー・スールシャールが相変わらず無策だったとはいえ、DFラインの裏を執拗に狙ったアタック、ジョゼ・モウリーニョ監督が見せた的確な選手交代など、レベルの高さは十分すぎるほどうかがえた。
今シーズンのトッテナムは悪くない。少なくともトップ4入りが現実的な目標であり、ヨーロッパリーグ優勝も狙ってしかるべきだ。
文:粕谷秀樹
粕谷 秀樹
ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。
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