人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2020年7月10日

良い内容のサッカーをした仙台と横浜FC。優れた指導者が作り上げた機能的な組織

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line

良かったのはベガルタ仙台と横浜FCだった。どちらも、非常に組織的なサッカーで粘り強い戦いをしていた。まあ、選手層がそれほど厚くないので、過密日程で行われる今シーズンは上位に食い込むのが難しいかもしれないが、どちらも上位チームはかなり手こずることだろう。上位を食って優勝争いに影響を与えるかもしれない。

両チームに共通しているのは、ピッチの全面で選手間の距離が一定に保たれ、組織が崩れないことだ。そのため、相手はなかなかパスコースをみつけることができなくなってしまうのだ。

湘南対仙台の試合は、開始わずか3分で仙台のジャーメイン良が右から上げたクロスのミスが追い風に乗ってゴールに飛び込んでしまうという幸運な得点でリード。ビハインドとなった湘南がかなり強引に攻め込む場面が増えたが、仙台の組織は90分間まったく崩れず、余裕をもって守り切った。

試合前のウォーミングアップの時に、仙台の4人のDFがラインの上げ下げを確認していたのを見た。コーチがボールを動かす度に4人がラインを保ったまま細かく上げ下げするのだ。かつて、フィリップ・トルシエが日本代表監督だった時に、スリーバックを並ばせてラインの上げ下げの練習をいつもやっていたが、仙台のアップを見ていて僕はそれを思い出した。そう、「選手間の距離を保って組織を崩さないこと」が意識付けされているのだろう。

横浜FCも見事な組織を作って戦った。同じ昇格組といっても、相手の柏レイソルは優勝経験もあるビッグクラブで、今シーズンは補強も活発で上位進出が期待されている。

実際、ボールを持つ時間も柏の方が長く、シュート数も柏が12本で浜FCはわずか4本だった。だが、柏はボールを持っていても横浜FC陣内にスペースが見つからず、くさびを入れることができなくなって後方で回す時間が長くなってしまったのだ。

横浜FCは組織がしっかりしているので、前線や中盤の選手が後ろの心配せずに相手ボールにプレッシャーをかけに行くことができる。21分の先制ゴールは、まさにこの形。柏陣内深いところで瀬古樹がチャージしてボールを奪い、松浦拓弥が縦に出したボールを、走り込んだ斉藤光毅がワンタッチで決めたものだった。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ