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現地時間11月10日、その時はついに訪れた。ホームでのビジャレアル戦。2点をリードして迎えた後半4分にビジャレアルにPKで1点追いつかる。その4分後、エリア外中央左フェバスからの横パスを受けた中央久保は左足に持ちかえシュート、これが右サイドネットに決まり、リーガ初ゴールを記録した瞬間だった。
「この瞬間を毎晩、夢で見ていた」、まさに本心から出た言葉そのもの。
10月31日ミッドウィーク開催のオサスナ戦ではベンチ入りも、初の出場なし。続く11月3日バジャドリード戦でスタメン復帰を果たすも、チームは0−3と大敗する。それもあって今節ビジャレアル戦でのスタメンは微妙であったと言える。しかしふたを開けると1点目のPK獲得、2点目PK獲得の攻撃への起点となるワンツーと、全得点3点に絡む大活躍。
試合直後のピッチ上でのインタビューでは、「今日の出来は9点だね。試合の序盤でコントロールミスをしているから、10点はつけられない。ゴールはぼくに生きる道を与えてくれる。この瞬間を毎晩、夢で見ていた。夢が叶った。ぼくはとても嬉しい。アリダイ・カブレラがぼくに、『ゴールはシュートを打たないと入らないよ』と言ってくれた、彼のおかげでもあるね」と嬉しさを爆発させた。
さらに記者会見では、「まず、チームが勝てて嬉しい、さらにぼくもゴールできて勝てたことが嬉しいね。これで少し落ち着いて勝ち点を積み重ねにいける。初ゴールを決めることができた点では、一番いい試合だった。でも試合の序盤、自分のボールコントロールミスが全然よくなかったけど、そのあとはよくなったね。若い選手はぼくだけじゃないと思うし、今の時代どんどん若い選手が出てきている。たまにすごくプレッシャーがかかるが、この波に乗っていけるように頑張りたい。このチームの戦術に関しては、毎日練習しているし、まだやらなければならないことはあるけれど、いいレベルでできてきていると思う。ゴールはぼくに生きる道を与えてくれる、チームの勝利と同じようにね。交代してベンチに下がったときはみんな祝福してくれたけど、あと20分ぐらい残っていたし、試合が終わるまではみんな黙っていたね」と落ち着いて語った。今後の久保建英から目が離せない。
文:J SPORTS 編集部
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